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脳卒中患者におけるBNPの意義

掲載誌
脳と循環 Vol.19 No.1 68-70, 2014
著者名
芝﨑謙作 / 木村 和美
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 脳血管障害
診療科目
循環器内科 / 神経内科 / 手術・救急
媒体
脳と循環

「はじめに」脳性ナトリウム利尿ペプチド(brain natriuretic peptide: BNP)は, 主に心室が張った状態で心筋細胞から分泌されるホルモンである. 半減期が約20分であることより, 刻一刻と変化する心臓の状態を鋭敏に捉えることができる. それゆえ, 日常診療において心疾患のスクリーニングや心不全の治療効果を判定するバイオマーカーとして用いられている. 近年, 脳血管障害, 特に脳梗塞急性期にBNPが高値を示すと報告されている. 本稿では, 脳卒中診療におけるBNPの意義について概説する. 「BNPと脳梗塞病型診断」脳梗塞の病型は, アテローム血栓性脳梗塞, 心原性脳塞栓症, ラクナ梗塞, その他の脳梗塞に分類される. 病型により治療方針が異なるため, 病型を予測する補助診断マーカーとしてBNPが有用である. われわれは, 発症24時間以内の急性期脳梗塞患者において入院時に血漿BNP値を測定し, 心原性脳塞栓症は他の病型分類と比較し血漿BNPが異常高値を示すことを明らかにし(図1), BNP値が140.0pg/mL以上であると感度80.5%, 特異度80.5%で心原性脳塞栓症を他の病型分類と識別することを報告した1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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