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M-Review

特集2 再生医療

2.消化管粘膜欠損に対する再生治療

Regenerative medicine in the Gut

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掲載誌
Surgery Frontier Vol.22 No.4 43-49, 2015
著者名
小林 慎一朗 / 金高 賢悟 / 江口 晋
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 再生医療
診療科目
消化器外科 / 一般外科 / 手術・救急
媒体
Surgery Frontier
Key Words
オルガノイド培養,細胞シート,瘢痕狭窄,組織工学,再生医療

「Summary」消化管上皮欠損は虚血粘膜壊死,癌治療,粘膜の炎症性変化などで生じ,広範囲な欠損が生じると,瘢痕化などの周囲組織への組織障害が強く起きる。炎症性腸疾患や難治性消化管潰瘍では,粘膜障害により,下痢や下血などさまざまな消化器症状を呈する。また,内視鏡治療にともなう食道粘膜欠損では,瘢痕化にともなう狭窄が生じるため,非常に大きな問題になっている。近年,細胞培養技術の進歩により,細胞を用いた再生医療研究が盛んに行われているが,消化管粘膜の再生に関しても,さまざまな研究が行われており,従来の治療法では治療困難とされていた疾患や病態に対する治療効果が期待されている。本稿では上皮細胞培養研究,特に培養上皮細胞シート研究に関して,基礎研究から臨床研究,さらには一般診療まで普及させるための展望までを概説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Surgery Frontier2015年12月号(Vol.22 No.4)

外科的治療をより安全に行うためには,生体への侵襲をできる限り軽減する必要があり,近年この侵襲に関する研究はますます重要視され,飛躍的な進歩を遂げている。本誌は侵襲学およびその周辺の基礎科学の最新の研究成果を速やかに,ビジュアルな誌面構成で提供し,外科臨床におけるその応用の促進をはかる。


【休刊のお知らせ】

平素より格別のご厚情を賜りまして,厚く御礼申し上げます。

弊誌は,外科臨床における侵襲学および基礎科学の最新の研究成果を速やかに判りやすく提供することをテーマに,1994年6月に創刊されました。

しかし,諸般の事情により,本号第88号をもちまして,いったん役割を終えさせていただくこととなりました。

22年の長きにわたり弊誌を温かく支えてくださいました読者の方々,編集顧問,編集アドバイザーの先生方,本誌にご執筆いただきました諸先生方,そして学術的に大変意義深いご企画を立案いただきました編集委員の先生方に改めて心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

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