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【特集 癌と微小環境】
Ⅰ.癌の微小環境とは~最新の知見~ 癌の微小環境における血管・リンパ管新生
Angiogenesis and lymphangiogenesis in the tumor microenvironment

掲載誌
Surgery Frontier Vol.21 No.2 29-34, 2014
著者名
吉松康裕
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
一般外科 / 消化器内科 / 血液内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」腫瘍増大にともない引き込まれる血管やリンパ管は必須のものと考えられている. 腫瘍におけるこれらの役割を理解するにはまず, それぞれの形成機構(形成を制御するシグナル)とその構造を知る必要がある. 形成機構において重要なのは, 血管においてはVEGF/VEGFR2シグナルをはじめとしてアンジオポエチン/TIE-2シグナルおよびDII4-Notchシグナルが挙げられる. 一方, リンパ管においては転写因子Prox1の発現制御下にある受容体VEGFR3とそのリガンドVEGF-C/Dが重要である. さらにリンパ管においては癌の転移前に癌が転移しやすくなる環境が整う「リンパ管ニッチ」の存在が提唱されるようになった. 血管やリンパ管をターゲットとした治療法開発はこれらを理解したうえで戦略が立てられている. 「はじめに」腫瘍は血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor; VEGF)を発現・産生し, 血管内皮そのものを引き込み, また, 血管新生因子を産生するほかの間質細胞をリクルートすることで血管内皮を引きこみ, 自らへの酸素や栄養分の供給システムを構築し増大する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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