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特集 癌関連のノーベル賞2(病因論編)

レトロウイルスの癌遺伝子が細胞起源であることの発見(1989年)


掲載誌
Surgery Frontier Vol.20 No.2 31-35, 2013
著者名
井上裕 / 森 正樹
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
一般外科 / 呼吸器内科 / 脳神経外科 / 整形外科 / 産婦人科 / 消化器内科 / 形成外科 / 皮膚科 / 泌尿器科 / 耳鼻咽喉科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」1989年のノーベル生理学・医学賞は, レトロウイルスが運ぶ癌遺伝子が本来正常な細胞に存在する遺伝子であることを発見したJohn Michael BishopとHarold Elliot Varmusに与えられた. 現在では, 癌遺伝子は生理学的に重要な活性をもつ遺伝子が変異したものであることが知られているが, 発見当時は癌の遺伝子を誰もが内在しているという事実は衝撃的に捉えられた. この発見を契機に癌遺伝子をヒトのゲノムDNAのなかから探索する機運が生まれ, 多くの癌遺伝子, 癌抑制遺伝子が発見され, 分子標的治療薬の開発につながっている. 「癌遺伝子の常識」2013年の現在, 「癌は遺伝子の病気である」「癌は遺伝子が傷ついて起こる病気である」ということに異論を唱える人はいないであろう. 癌遺伝子や癌抑制遺伝子の存在はもはや常識であり, 過去7~8年の大規模シークエンス研究により, ある個人の癌には平均70~100個程度の遺伝子変異が存在することや, 遺伝子変異は癌化に重要なドライバー変異と癌化に巻き込まれて変異を起こすパッセンジャー変異に分けられることが知られるようになった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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