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特集 癌関連のノーベル賞2(病因論編)
子宮頸癌を引き起こすヒトパピローマウイルスの発見/HPVの発見(2008年)

掲載誌
Surgery Frontier Vol.20 No.2 19-23, 2013
著者名
八木裕史 / 加藤 聖子
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 感染症 / 癌
診療科目
産婦人科 / 小児科
媒体
Surgery Frontier

「Summary」Harald zur Hausen博士らは, 1983年, 1984年に子宮頸癌の組織から16型, および18型ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus;HPV)のDNAを発見した. これらの発見を契機に, 子宮頸癌の発癌におけるHPVの役割が急速に解明されていった1)2). 大規模な疫学調査の結果, 90%以上の子宮頸癌では16型HPVをはじめとする特定のHPV(高リスク型HPV)がコードする遺伝子E6, E7が高発現しており, これらが発癌における中心的な役割を果たしている. E6, E7の主な機能はそれぞれ, p53, pRB癌抑制遺伝子産物を不活化することであるが, それ以外にも宿主の免疫応答の抑制や染色体不安定性の誘導など癌化に必要なさまざまなステップに関与している. HPVによる子宮頸癌の発生機構の解明は, 癌の予防, 治療戦略に大きな変化をもたらした. 現在, 特定の高リスク型HPVに対する第一世代HPVワクチンが世界80カ国以上で承認されており, 対象となるHPVをほぼ完全に予防している.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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