近年,インターネットの普及やデータベースの構築に伴い,世界各国で大規模データベースを用いた臨床研究が活発化している。本邦で最も臨床研究に活用されている代表的な大規模データベースとしてdiagnosis procedure combination(DPC)データベースがあり,幅広い診療科・疾患において論文が報告されているが,産婦人科領域での活用事例はまだ少ない。DPCデータは産婦人科領域においてもさまざまな臨床研究に活用可能だと考えられる一方で,適切にDPCデータ研究を実施できる人材を多く育てることも急務である。