ヒト胚に対する介入は体外受精(IVF)の成功により加速し,ヒトES細胞樹立の研究などにつながった。しかし,ヒト胚研究の社会的受容の反映ともいえる法整備や研究管理システムは国により大きく異なる。ヒト胚へのゲノム編集技術は不妊症や先天性疾患の解明および治療などに結びつく可能性があり,社会的に受容されるヒト胚研究管理システムを整備することは喫緊の課題である。
特集 受精と胚発生をめぐる話題
ヒト胚に対する介入への社会的受容
掲載誌
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Vol.29 No.1 57-61,
2022
著者名
石原 理
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY
Key Words
体外受精(IVF),ES細胞研究,ゲノム編集,ヒト胚研究,ヒト胚研究管理システム
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。