1から学ぶ閉塞性動脈硬化症(ASO)
No.6 ASOスクリーニング―(4)整形外科医の立場から
掲載誌
血栓と循環
Vol.21 No.1 78-79,
2013
著者名
鳥畠康充
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
血栓と循環
「整形外科外来を受診するASO患者の特徴」整形外科外来は運動器全般のプライマリケアを担当するため, 上肢のしびれや脱力感を主訴とする脳梗塞など, 専門外疾患をもつ患者が受診する. 間歇性跛行(Fontain II度)や安静時下肢痛(Fontain III度)を主訴とするASOが初診科として整形外科を選択することは稀ではない. 本邦においてASO症状の72%が間歇性跛行1)(しばらく歩くと下肢痛のため歩行困難になるが, しばらく休むとまた歩けるようになる)である. 間歇性跛行はASOだけでなく腰部脊柱管狭窄
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