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【特集 酸素の生体作用―基礎研究から応用医学までの新機軸―】
MRIによる低酸素脳症の画像診断
MRI features of hypoxic brain injury

掲載誌
THE LUNG perspectives Vol.22 No.3 79-82, 2014
著者名
木下俊文
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患 / 脳血管障害
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 手術・救急 / 放射線科
媒体
THE LUNG perspectives

「summary」 低酸素に伴う全脳虚血は虚血性低酸素脳症といわれ, MRI拡散強調像で急性期から灰白質が高信号を呈し, T2強調像やFLAIR像では亜急性期以降に信号が上昇する. 灰白質は虚血に鋭敏で, 大脳皮質, 基底核, 視床にMRIで信号変化を認めるが, 白質は灰白質に比較して侵されにくく, 早期に白質の信号変化はみられない. 虚血性低酸素脳症では大脳皮質に層状壊死(cortical laminar necrosis)を生じ, 亜急性期以降にT1強調像で皮質に沿った弧状の高信号病変が認められ, 視床や基底核の中心灰白質にも壊死を生じて信号が上昇する. 一方, 一酸化炭素中毒では血中のヘモグロビンが一酸化炭素と結合するため, 酸素とヘモグロビンの結合が少なくなり低酸素血症を生じるが, T2強調像やFLAIR像で観察される両側淡蒼球の壊死を反映した高信号病変が一酸化炭素中毒に特徴的な画像所見である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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