MEDICAL TOPICS
第49回 KL-6発現マウスモデル
KL-6 expressing mouse model
掲載誌
THE LUNG perspectives
Vol.22 No.1 77-81,
2014
著者名
窪田 哲也
/
横山 彰仁
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
呼吸器内科
/
膠原病科
媒体
THE LUNG perspectives
「Summary」これまでKL-6を測定可能な動物モデルはなかった. 一方, hMUC1-Tgマウスは主に腫瘍免疫分野の研究に利用されてきた. われわれは本マウスのII型肺胞上皮細胞にKL-6が発現し, その血清やBALFで測定可能であることを見出した. 本マウスを用いた肺障害モデルにおいてもKL-6は肺障害のバイオマーカーとなることが示された. 本マウスはKL-6研究の動物モデルとしての応用が期待できる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。