特集 小児排尿障害update
夜尿症診療update
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- 掲載誌
- 排尿障害プラクティス Vol.32 No.1 42-48, 2024
- 著者名
- 渡邊 常樹 / 池田 裕一
- 記事体裁
- 抄録 / 特集
- 疾患領域
- 泌尿器
- 診療科目
- 泌尿器科 / 小児科
- 媒体
- 排尿障害プラクティス
- Key Words
- 夜尿症(NE) / 夜尿症診療ガイドライン / β3受容体作動薬 / ADHD-RS-Ⅳ
夜尿症(NE)は5歳以上の小児の間欠的な夜間就寝中の尿失禁であり,重症例では自然消失率が低く,自尊心の低下などの心理的影響もある。2020年の国際小児禁制学会の診療指針と2021年の診療ガイドラインの改訂により,単一症候性NEだけではなく非単一症候性NEに対しても診療アルゴリズムが作成された。NEの原因については明らかになっていないが,夜間多尿,膀胱容量低下,睡眠からの覚醒障害が関与する。治療はNEの分類に基づき,第一選択としてデスモプレシン製剤やアラーム療法があるが,選択的β3受容体作動薬の有効性を示す報告が近年増えている。また,標準的治療では難治な症例においては,生活リズムや睡眠の乱れ,神経発達症の合併などの要因も考慮する必要がある。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
