特集 過活動膀胱診療ガイドライン第3版を読み解く
特集に寄せて
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.31 No.1 15,
2023
著者名
柿崎 秀宏
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
泌尿器
診療科目
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
『過活動膀胱診療ガイドライン第3版』が2022年9月に発刊されました。『過活動膀胱診療ガイドライン第2版』が2015年に刊行されてから実に7年ぶりの改訂となります。『過活動膀胱診療ガイドライン第2版』が刊行されて以降,過活動膀胱に対するさまざまな薬物併用療法のエビデンスが蓄積されてきました。また,難治性過活動膀胱に対するボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法や仙骨神経刺激療法がわが国においても保険適用となり,過活動膀胱の治療が大きく変化してきました。過活動膀胱は高齢者に多く,わが国で過活動膀胱治療薬を処方されている患者の年齢分布のピークは80歳前後との報告もあります。高齢者ではフレイル・認知機能低下の状態となることも少なくないため,フレイル・認知機能低下との関連で過活動膀胱診療を見直す必要性も増してきました。このような背景から,改訂第3版が刊行されました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。