特集 女性骨盤底医学の最前線
治療
2)腹圧性尿失禁の治療
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.29 No.2 37-42,
2022
著者名
藤原 敦子
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
腎臓
/
泌尿器
診療科目
腎臓内科
/
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
Key Words
腹圧性尿失禁,中部尿道スリング術,TVT法,TOT法,筋膜スリング術
腹圧性尿失禁の治療法には,生活指導や骨盤底筋体操を含む行動療法,薬物治療,手術治療がある。行動療法や薬物療法で改善が不十分な場合は,手術治療を考慮する。手術治療の標準治療はTVT法やTOT法の中部尿道スリング術であり,治療成績がよく,患者満足度も高い。他の術式としては,筋膜スリング術は異物を用いなくてよい利点があり,治療成績も中部尿道スリング術と同等であるが,手術時間や入院期間が長いとされている。いずれの手術も頻度は高くはないが合併症の可能性があり,術前に十分な患者説明と同意のうえでの手術施行が望ましい。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。