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排尿障害の私の治療2―OAB・間質性膀胱炎―
間質性膀胱炎の3症例
掲載誌
排尿障害プラクティス
Vol.19 No.3 50-56,
2011
著者名
小川 輝之
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後藤百万
記事体裁
特集
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症例
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全文記事
疾患領域
泌尿器
診療科目
泌尿器科
媒体
排尿障害プラクティス
間質性膀胱炎の病態にはさまざまな要因が挙げられているが,未知な部分が多く,それゆえ治療薬においても決定的なものはいまだ存在せず,治療方針についても経験的な部分が少なくない.間質性膀胱炎に特徴的なハンナー潰瘍の所見と水圧拡張後の膀胱容量は,病状の重症度や予後に大きく関与している可能性がある.当院で経験した膀胱水圧拡張術を施行した2症例,また膀胱水圧拡張術が奏功せず膀胱全摘出を施行した1症例の症例経過を,文献的考察を交えて報告する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。