特集 循環器疾患におけるレニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAA)系の新たな展望
総論
掲載誌
CARDIAC PRACTICE
Vol.32 No.2 14-14,
2022
著者名
桑原 宏一郎
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
CARDIAC PRACTICE
1987年に発表されたCONSENSUSと,それに引き続く1991年に発表されたSOLVD,V-HeFTⅡという3つの臨床試験により,アンジオテンシン変換酵素(angiotensin converting enzyme:ACE)阻害薬が慢性心不全患者の予後を改善することが明らかとなり,それまで血圧の制御に重要であることは認識されていたレニン・アンジオテンシン・アルドステロン(renin-angiotensin-aldosterone:RAA)系が心不全をはじめとする循環器疾患の発症・進展にも重要な役割を果たしていることが注目されるようになった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。