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掲載誌
CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.4 69-71, 2016
著者名
筒井 裕之
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
CARDIAC PRACTICE

直接的レニン阻害薬(Direct Renin Inhibitor:DRI)アリスキレンはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAA)系の最上流に位置するレニン分子の活性部位に高い親和性を有している。レニンはRAA系の律速酵素であり,アンジオテンシノーゲンを唯一の基質とし,アンジオテンシンIを産生する。したがって,アリスキレンはレニン活性を抑制することによって,RAA系の下流に位置するアンジオテンシンIおよびⅡの産生を抑制する。ACE阻害薬やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)はレニン活性を上昇させ,RAA系下流の成分を増加させるため,その効果を減弱させている可能性がある。したがって,アリスキレンはACE阻害薬やARBによって代償的に活性化したRAA系を抑制することが可能と考えられる。また,アリスキレンはキマーゼなどのACEを介さないアンジオテンシンIからⅡへの変換もその上流で抑制することができると考えられる。したがって,アリスキレンと従来のRA系抑制薬との併用は有効である可能性がある。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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