循環器疾患研究を支えた人々
山口徹(やまぐちてつ)
掲載誌
CARDIAC PRACTICE
Vol.26 No.1 68-69,
2015
著者名
伊苅 裕二
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
媒体
CARDIAC PRACTICE
山口徹先生は,1967年東京大学医学部卒業,東京警察病院で研修後,1973年東京大学第一内科助手,三井記念病院で循環器内科を専攻され,筑波学園病院,1979年筑波大学講師を経て,三井記念病院に戻られ1984年より循環器内科部長となられた。この三井記念病院時代が経皮的冠動脈形成術の黎明期にあたり,日本での冠動脈ステントの治験など先駆的な業績を積まれ,1992年に東邦大学大橋病院第三内科主任教授,2002年に虎の門病院院長に赴任され,現在は虎の門病院顧問としてご活躍である。山口徹先生は虎の門病院の改革を成功させ,現在では虎の門病院の顔として非常に有名である。しかし,今でも自分で「三井記念病院のOBである」とおっしゃって憚らないのであるが,やはり心臓カテーテルを日本のリーダーとして引っ張ってこられた三井記念病院時代の循環器内科医としての思いがあるのではないだろうか。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。