特集 核酸医薬の進歩と今後の展望
Ⅱ.臨床応用 2.mRNAワクチン・医薬品の開発と臨床応用に向けた展望
掲載誌
The Lipid
Vol.35 No.1 52-58,
2024
著者名
位髙 啓史
記事体裁
抄録
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特集
疾患領域
代謝・内分泌
診療科目
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid
Key Words
mRNAワクチン
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mRNA医薬品
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DDS
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修飾核酸
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翻訳制御
メッセンジャーRNA(mRNA)創薬は2023年のノーベル賞受賞対象ともなり,ますます活発化している。技術面からはmRNAの分子設計・製造,薬物送達システム(DDS)の2点を中心とした研究開発に加え,感染症ワクチン,がんワクチン,治療用医薬品の3分野での創薬が世界的に急ピッチで進められている。今後創薬の実現例が増えていくにつれ,mRNAが一般的な創薬モダリティとして定着していくことが期待される。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。