World Watch
渡米後27年の軌跡:人の縁・日米文化の融合
掲載誌
The Lipid
Vol.33 No.2 88-93,
2022
著者名
相川 眞範
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
循環器
/
代謝・内分泌
/
栄養管理
診療科目
循環器内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid
1995年春に米国マサチューセッツ州のボストンに渡って以来27年が過ぎ,現在ハーバード大学医学大学院に教授として勤務しております。ハーバード教育関連病院であるブリガム・アンド・ウィメンズ病院では,米国国立衛生研究所(NIH)のサポートで血管の炎症をテーマで研究室を運営し,さらに2009年に開設した創薬研究センターの所長を兼ねています。
これまでの研究人生の軌跡を振り返りますと,ところどころで大きな影響を与えてくださった恩師がおられます。この方々に出会っていなければ今の自分はないと思いますと,「人の縁」の有り難さや奥の深さを感じざるを得ません。ちなみに「人の縁」という不思議な概念は欧米人にはほとんどなく,適切な訳語もありませんので,日本人独特の考え方のようです。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。