【特集 インクレチン関連薬の多面的作用の理解に向けて】
CD26/DPP-4の構造とヒト免疫機能について
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- 掲載誌
- Diabetes Frontier Vol.24 No.3 264-269, 2013
- 著者名
- 森本幾夫 / 大沼圭
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 糖尿病 / アレルギー・免疫
- 診療科目
- 一般内科 / 循環器内科 / 腎臓内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科 / 小児科
- 媒体
- Diabetes Frontier
「はじめに」CD26分子はヒトT細胞の活性化抗原として確立され, DPP-4(dipeptidyl peptidase-4, EC 3. 4. 14.5)と呼ばれる酵素活性を有している. その発現は広範囲で, 腎, 肝, 腸管などの上皮細胞などにも認められる1)-3). 一方, 末梢血リンパ球ではT細胞上に発現しており, 静止期T細胞ではflow cytometryで検討するとCD26の発現は3相性のパターンを示す. CD4+CD26brightの集団は, CD45ROを発現するメモリーT細胞に属している. このCD26陽性CD4 T細胞は, IL-2, インターフェロンγ(IFN-γ)などのサイトカインを分泌するTh1型の細胞であるとされている. またCD26はT細胞のシグナル伝達にも関与し, CD28同様に共刺激分子である. さらにこの細胞集団は血管内皮細胞間の遊走能力も強く, 炎症部位への移動, 集積を起こし, 種々の炎症性疾患などの病態に重要な役割を果たしている1)-3).
「key words」CD26,DPP-4,DPP-4阻害薬,ヒト免疫,インクレチン
「key words」CD26,DPP-4,DPP-4阻害薬,ヒト免疫,インクレチン
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
