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M-Review

連載 ホネのかたち

骨を見る立ち位置⑫ -橈尺骨の形-

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掲載誌
THE BONE Vol.33 No.3 79-83, 2020
著者名
遠藤 秀紀
記事体裁
抄録 / コラム / 連載
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE

前回まで上腕骨の論議を続けた.上腕骨は意外にもわかりにくい機能形態学的特徴を備え,内実としては,前肢の近位から遠位への概念的接続を担っていると考えることのできる骨である.そしてそれは脊椎動物の上陸史,地上歩行への適応形態を考えるとき,長軸を回転軸とした奇妙な捻じれを形状に残す骨であった1).さて,ここからは話を前腕に切り換えよう.上腕骨を近位と遠位の連結器と捉えるなら,前腕は当然,遠位部と考えるべきである.前腕は,橈骨と尺骨と呼ばれる二本の骨の組み合わせとして成り立つ.しばし,基本形として,橈骨・尺骨なる一組の存在を念頭に置こう.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2020年3月号(Vol.33 No.3)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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