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M-Review

【特集 骨リモデリングの制御機構】

破骨細胞の分化・融合・骨吸収機能が制御する骨リモデリング

Bone remodeling regulated by osteoclastic differentiation, cell-cell fusion and bone-resorption

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掲載誌
THE BONE Vol.30 No.2 21-25, 2016
著者名
宮本健史
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節
診療科目
整形外科
媒体
THE BONE

骨リモデリングは骨吸収を担う破骨細胞と,骨形成を担当する骨芽細胞との絶妙なバランスの上に規定されており,破骨細胞の分化や多核化,機能などの不全によって破綻が生じる.RANKLの発見による破骨細胞単独の培養系の確立により,破骨細胞や骨形成に作用するさまざまな機能分子が同定されてきた.本稿では,これまでに明らかにされてきた破骨細胞側からみた骨リモデリング制御機構について考察したい.
「はじめに」骨の恒常性は骨吸収を担う破骨細胞と,骨形成を担う骨芽細胞との絶妙なバランスの上に規定されており,そのいずれに障害が生じても骨の恒常性は破綻する.骨リモデリングは,破骨細胞による骨吸収ののち,骨芽細胞による骨形成が生じる一連のサイクルであり,破骨細胞の骨吸収が,それに続く骨芽細胞による骨形成を刺激する.
「key words」破骨細胞,骨リモデリング,カップリング,RANKL,DC-STAMP,OC-STAMP,HIF1α,TGFβ

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

THE BONE2016年夏号(Vol.30 No.2)

高齢化に伴う骨粗鬆症の増加,あるいは小児の骨の脆弱化に伴う骨折の増加などから,近年骨疾患に対する関心がますます高まりつつある。本誌は,骨に関する最新の基礎的および臨床知見を,主として一般の医師および医学生に分かりやすく解説し,骨疾患に対する理解を深めることをねらいとした学術情報誌である。

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