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M-Review

特集 免疫疾患治療を変える新たな治療標的

神経免疫疾患における治療の進歩

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掲載誌
Pharma Medica Vol.42 No.1 31-35, 2025
著者名
櫻井 謙三
疾患領域
アレルギー・免疫 / 神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Pharma Medica
Key Words
分子標的薬,重症筋無力症,視神経脊髄炎関連疾患,多発性硬化症,QoL

近年、神経免疫疾患領域において、数多くの新規分子標的薬が登場した。重症筋無力症では抗C5製剤と抗FcRn製剤が、視神経脊髄炎関連疾患では抗C5製剤、抗IL-6受容体製剤および抗B細胞製剤が、多発性硬化症においても抗B細胞製剤が登場し、その有効性の高さから診療のパラダイムシフトが生じ、その結果患者の長期予後や生活の質に大きな影響を与えている。重症筋無力症においては、難治症例への治療薬としての期待に加え、軽症から中等症でもさらなる生活の質の向上を目指した選択肢となり、視神経脊髄炎関連疾患においては、疾患活動性の抑制に加えステロイドの減量も可能となった。多発性硬化症に至っては、オファツムマブの高い有効性と安全性によりすべての患者において選択を検討できるほど、従来の疾患修飾薬と比べ利点の多い薬剤が選択できる環境下となった。さまざまな分子標的薬が登場するなか、どのような恩恵が患者にあるか、臨床的視点を中心に上記3疾患について概説する。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Pharma Medica2025年2月号(Vol.42 No.1)

医学・薬学領域の内科系総合誌として、common diseaseからrare diseaseまで、幅広い疾患治療に関する情報・薬学情報の他、まだ十分に医療ニーズを満たしていない領域も重視した最先端の学術的トピックスを紹介します。

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