特集 siRNAが切り開く循環器の疾患修飾治療
RNAi治療薬の開発 ~最適な分子修飾デザインとDDS~
掲載誌
Pharma Medica
Vol.41 No.3 19-24,
2024
著者名
丸山サラディーニ 恵子
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
媒体
Pharma Medica
Key Words
RNAi,siRNA,ESC,LNP,GalNAc
RNAi治療薬は、RNA干渉(RNA interference:RNAi)の原理を利用して、細胞内で特異的かつ効率的に標的遺伝子を発現抑制し有効性を示す。通常、代謝安定性が低いsmall interfering RNA(siRNA)を標的細胞に届けるには、分子修飾であるenhanced stabilization chemistry(ESC)とドラッグデリバリーシステム(DDS)の開発が必要である。RNAiの発見から20年近くをかけ、最適なESCとDDSが開発され、siRNAの肝細胞への効率的な送達が可能となった。さらに、肝細胞以外を標的とするRNAi治療薬の開発も進行中である。本稿では、RNAi治療薬とDDSの開発に焦点をあて概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。