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ゲノム医療の現状
標準治療開始前に行うがん遺伝子パネル検査への期待

掲載誌
Pharma Medica Vol.41 No.2 54-57, 2024
著者名
松原 淳一
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
Pharma Medica

抗がん剤治療の臨床現場では、がん遺伝子パネル検査により個々の症例に最適な治療薬を選択するprecision medicineが世界的に普及してきている。わが国においても5種類のがん遺伝子パネル検査が保険承認となっている。しかしながら、その保険適用は「標準治療が終了した(終了見込み含む)もしくは、ない症例」に限られており、最適な治療薬を選ぶためのがん遺伝子パネル検査のメリットが生かされていない。われわれは先進医療Bで「標準治療開始前にがん遺伝子パネル検査を行う臨床研究(FIRST-Dx研究)」を実施した。その結果、エキスパートパネルで推奨治療を提示できる症例の割合は61%と高い割合であった。また、研究開始後7.9カ月の早期中間解析で既に19.8%がエキスパートパネル推奨治療を受けており、保険診療でのリアルワールドデータ(9.4%)に比べて高い数字であった。本稿では、標準治療開始前にがん遺伝子パネル検査を行うことで推奨治療薬剤へのアクセス割合が向上する可能性や、これからのがんゲノム医療について考えてみる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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