特集 遠隔医療が開く未来
遠隔心臓リハビリテーションシステムの開発状況と今後の課題や展開について
掲載誌
Pharma Medica
Vol.41 No.1 23-27,
2024
著者名
谷口 達典
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
循環器
/
在宅医療
診療科目
循環器内科
媒体
Pharma Medica
Key Words
ICT,遠隔心臓リハビリテーション,医療機器開発
心疾患治療の一つに心臓リハビリテーションがあるが、適切に実施することにより予後やQOLの改善が期待される。しかし、外来におけるその実施継続率は7%程度にとどまっている。この大きな要因として、患者側の医療機関へのアクセスの問題がある。心臓リハビリテーションにおいて十分な効果を得るには週3回以上の運動療法が望まれるが、高齢患者にとって頻回の通院は困難であったり、在宅運動療法についてもこれまで状態把握・管理はできなかった。現在われわれは、IoTエルゴメーター、ウェアラブル心電計そしてそれらを統合する医療用アプリを用いた遠隔心臓リハビリテーションシステムを研究開発し、在宅における心臓リハビリテーションを試みている。現在は医師主導治験を進めており、今後本システムの医療機器としての薬事承認および保険適応を目指している。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。