特集 乾癬を見直す~臨床薬理学の観点から~
成因研究 ①乾癬の病態理論と乾癬モデル
掲載誌
Pharma Medica
Vol.39 No.10 13-17,
2021
著者名
小宮根 真弓
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
Pharma Medica
Key Words
乾癬,病態,マウスモデル,樹状細胞,表皮細胞,T細胞
乾癬の病態理論における中心的役割をもつ細胞は,表皮細胞からリンパ球,樹状細胞へと変化し,現在また表皮細胞に注目が集まっている。病態理論は時代とともに変遷するが,疾患そのものは不変である。学問の発展が病態理論を変え,理論が治療に反映され,その理論に基づいて治療された結果がまた理論を修正するという形で医学が発展してきた。現在ではそのサイクルが非常に早くなり,数年も経つと当時は考えもしなかったような治療が実際に行われるような時代となった。
本稿では,乾癬の病態理論の変遷から,乾癬モデルマウスの開発,今後の展望についてまとめた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。