日本では、毎年約10万人が胃がんを発症しています。罹患者数では第2位となっており、特に50歳以上の男性に多い傾向です。胃がんの治療方法は、胃カメラによる内視鏡的粘膜切除、腹腔鏡手術の導入など低侵襲手術などがありますが、がん切除が基本となっています。また、進行がんに対しては集学的治療として、がんの三大療法である外科療法(外科手術)・放射線療法・化学療法など、複数の治療法を組み合わせて行う治療があります。
今回は、胃の切除後の食事の摂り方について説明します。