« 新刊アイ一覧へ戻る

投稿日時:2013/06/24(月)

Vol.33

M-Review hightlight
新刊アイ

No.1 2013.6.24 発行:株式会社メディカルレビュー社

達人ショートインタビュー ~宮地良樹先生が語る、単行本に秘めた想い~

メールマガジン「M-Review Highlight」は前回号よりリニューアルいたしました。
「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。

目次
新刊案内『宮地教授直伝 発疹のみかた ~発疹が読めると皮膚科が面白い~』
宮地先生が編集委員を務める定期雑誌『皮膚アレルギーフロンティア』
新刊案内『続・患者さんから浴びせられる皮膚疾患100の質問』
特集 皮膚アレルギー:この10年を振り返る

新刊案内

『宮地教授直伝 発疹のみかた ~発疹が読めると皮膚科が面白い~』

著 者 : 宮地良樹 (みやち よしき)
所 属 : 京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授
宮地良樹
『宮地教授直伝 発疹のみかた ~発疹が読めると皮膚科が面白い~』

ご略歴
1951年静岡県出身。
静岡県立静岡高等学校卒業後、1977年京都大学医学部卒業。天理よろづ相談所病院内科レジデントを経て京都大学医学部皮膚科学教室入局。米国留学ではリウマチ学専攻。京都大学医学部皮膚科学講師、病棟医長を経て、1992年より群馬大学医学部皮膚科学教授。1998年より京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授となり現在に至る。
専門は皮膚アレルギー炎症、皮膚疾患と活性酸素、紫外線生物学、皮膚の老化、褥瘡など。

本書の発行にあたり、宮地先生に執筆にまつわるエピソードをお聞きしました。

――わが社では初めて出版させていただく宮地先生の単著本です。
   この本を書こうと考えられたきっかけを教えてください。

宮地先生:知人の内科医に発疹のみかたの本が欲しいと言われたからです。いつも編集ばかりしていましたので、定年までに単著を書こうかと思っていたこととも重なりました。そんなときにちょうど憩室炎で入院することになり、時間をつくることができ、執筆することができました。

――執筆にあたっての苦労話などございますか?
実際に書いてみると、「いい写真がない」、「格調高く書けない」、「思いがうまく伝わらない」などのもどかしさがありました。

――どのような先生方に読んでほしいとお考えですか?
皮膚科の勉強を始めた若い先生や、他科医で皮膚疾患をみておられる先生に読んでほしいと思います。

――宮地先生が考える「皮膚科診療の面白さ」について教えてください。
「肉眼でできる画像診断」であることです。あらゆる診療科との接点がありますので、他科の診療に貢献できることも挙げられます。

――先生がこの本に込められた想いをお聞かせください。
少しでも発疹のみかたを理論的に理解してほしいと思っています。すぐ採血や画像検査をする前に、まず皮膚をみる習慣をつけていただきたいですね。

詳細はこちら

ピックアップ
宮地先生が編集委員を務める『皮膚アレルギーフロンティア』

アレルギー学は皮膚を端緒に発展してきた学問といっても過言ではありません。IgEの発見にもツベルクリン反応にも皮内テストが重要な役割を果たしてきたのは周知の事実です。
皮膚科医が他臓器のアレルギーを理解し、アレルギー学全般の進歩を共有していくなかで、初めて真の皮膚アレルギー学が成立するとの考えのもと、本誌では毎号特集形式で皮膚アレルギーの到達ポイントをコンパクトにレビューしています。
本誌は年3回発行しています。M-Reviewでは現在2011年発行分の記事がお読みいただけます。

記事を読む

最新号はこちら
メディカルレビュー社公式サイト

新刊案内

『続・患者さんから浴びせられる皮膚疾患100の質問』

編 者 : 宮地良樹 (みやち よしき)
所 属 : 京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授
 
皮膚疾患100の質問

大人気の達人シリーズ、待望の続編です。
編者の宮地先生に、読者の先生方へのメッセージをいただきました。

――続編となりますが、前作と比べた感想を聞かせてください。
宮地先生:この10年でずいぶん皮膚科も進歩したものだと感じました。10年前にはなかった治療、検査ツール、病態概念などが目白押しですから……。

――先生が今まで患者さんから受けて一番困った質問は?
「体質を変えられますか?」です。

――日々の診察で先生が大切にされていることは何ですか?
「自分の家族だったらどうするだろうか」という視点で臨床決断をするようにしています。

――患者さんからの質問に自信をもって対応できる「達人」になるための秘訣は何ですか?
わかっていることとわかっていないことを峻別して、患者さんの目線で説明することです。

――この本を読まれる先生方に、メッセージをお願い致します。
患者さんはこちらの言っていることの半分も理解してくれませんし、半分は聞いていません。だからこそ、患者さんからの質問には余計に丁寧に答えることが必要です。

詳細はこちら

関連書籍
『患者さんから浴びせられる皮膚疾患100の質問~達人はどう答え、どう対応するか~』
メディカルレビュー社公式サイト

ピックアップ
特集 皮膚アレルギー:この10年を振り返る

皮膚アレルギーフロンティア Vol.9 No.3, 2011

『皮膚アレルギーフロンティア』が2012年で創刊10周年を迎えたことを記念して企画された本特集では、ここ10年間での皮膚アレルギー学の進歩が、各領域の第一人者によって総括されています。
“皮膚科医が接触皮膚炎などの皮膚科特有のアレルギー学の殻に閉じこもることなく、臓器と時空を超えたアレルギー学の地平へ踏み出すことを鼓舞する意気込みと若い息づかい”のもとに創刊された本雑誌。10年の時を経ても新たなテーマが絶えず生まれてくる皮膚アレルギー学の深淵の一端をこの特集から覗くことができます。

記事を読む

学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
6/28~ 6/29 31 日本肥満症治療学会学術集会
瀬戸泰之
東京
学術総合センター
6/28~ 6/29 17 日本適応医学会学術集会
百村伸一
さいたま
大宮ソニックシティ
6/28~ 6/30 13 日本抗加齢医学会総会
堀江重郎
横浜
パシフィコ横浜
6/29 9 日本臨床プロテオーム研究会
中川和彦
京都
京都大学医学部芝蘭会館
6/29~ 6/30 24 日本微量元素学会学術集会
吉田宗弘
吹田
関西大学百周年記念会館
7/4~7/5 50 日本外科代謝栄養学会
福島亮治
東京
学術総合センター
7/6 26 日本疼痛漢方研究会学術集会
小川節郎
東京
東京コンファレンスセンター・品川

Editor's eye

梅雨といえば欠かせないのが紫陽花。
別名七変化ともいわれるこの花は、成長や土壌の性質によって色を変えることから、花言葉は“移り気”なのだそうです。
名前の由来には諸説あるようですが、調べている際に、白居易とシーボルトの名前を久しぶりに目にしました。

雨で外出するのが億劫な日は、窓の外の雨音に耳を澄ませながら、歴史に想いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。

編集部S
  • このメールは「M-Review Highlight」に登録されているM-Square会員の方にお送りしています。
  • このメールは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
  • 「M-Review Highlight」配信先の変更は、メールアドレス変更フォームからお願いします。
  • 内容・記事に対するお問い合わせは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
Copyright(c) 2012-2013 Medical Review Co., Ltd. All Rights Reserved.