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投稿日時:2018/05/25(金)

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.59 2018.05.25 発行:株式会社メディカルレビュー社

超高齢社会に向けて学んでおきたい「高齢者医療」

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、高齢者への処方に関する知見とともに、高齢者に多くみられる疾患を医師と薬剤師がそれぞれの視点で解説した『老年薬学ハンドブック』のご紹介です。

目次
新刊案内『老年薬学ハンドブック』
心疾患と認知症―循環器の立場から―
栄養とフレイル
高齢者の多剤併用における処方整理の考え方
―運動器慢性疼痛に対する鎮痛薬の処方整理を踏まえて―

新刊案内

『老年薬学ハンドブック』

発行日 : 2018年5月10日
編 集 : 日本老年薬学会
 
老年薬学ハンドブック

日本老年薬学会の編集により、高齢期に起こる変化や疾患について、薬学的なアプローチを理解する一冊。『高齢者の安全な薬物治療ガイドライン2015』(日本老年医学会 編)の考え方に基づき、多職種・地域で実践するためのエッセンスを集め、高齢者の薬物治療の適正化に向けて制作された。
ある年齢になれば発症して当たり前と考えられた症状が、実は薬の副作用だったという事態が知られ、高齢者の生理的特徴に基づく病態の把握と治療戦略が新たに必要になってきた。100歳を超える人は6万人を超え、常時20種類を超える薬を使用する方も少なくない状況下で「ポリファーマシー」や「フレイル」といった高齢者の健康や医療は、高齢者自身のみならず国家的関心事である。

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ピックアップ
心疾患と認知症―循環器の立場から―

Cardio-Coagulation Vol.4 No.1, 27-32, 2017
池田義之 ほか

近年の人口の高齢化に伴い、認知症をはじめとした加齢性疾患の発症が増加している。さまざまな臨床研究により、認知症が心血管疾患、とりわけ高血圧というごく一般的な循環器疾患と関連があることが示されてきている。国内外の複数の研究により中年期高血圧がその後の認知症発症に関係することが明らかになっていることから、中年期からの血圧管理の重要性が注目されており、今後認知機能改善や認知症発症をエンドポイントとした降圧療法に関する大規模臨床試験が待たれる。

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ピックアップ
栄養とフレイル

WHITE Vol.5 No.2, 17-23, 2017
大塚礼

フレイルは高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し、転倒、ADL低下、要介護状態、死亡などの転帰に陥りやすい状態を指す。また最近では、このような身体的問題に加えて、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題を含む包括的な概念とされている。
フレイルの成因や悪化要因には低栄養が介在すると考えられている。本稿では高齢期にきたしやすい低栄養のリスク要因を概説するとともに、先行研究やわれわれのコホート研究の解析結果を踏まえながら、栄養とフレイルの関連について考察する。

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ピックアップ
高齢者の多剤併用における処方整理の考え方
―運動器慢性疼痛に対する鎮痛薬の処方整理を踏まえて―

Locomotive Pain Frontier Vol.5 No.2, 52-57, 2016
金子英司

多くの高齢者は複数の疾患を抱えており、各診療科を受診することでポリファーマシー(以下、多剤併用)に至るため、薬の飲み忘れ・飲み間違い、重複処方、薬物相互作用などによる有害事象のリスク増大という問題に直面することも少なくない。そこで、高齢者の多剤併用にともなう問題の解決に向けて、服薬アドヒアランス、製剤的特徴、エビデンスと各種情報からみた処方整理の考え方、さらに主な疾患別にみた処方整理の考え方を以下に示した。また、運動器慢性疼痛を抱える高齢者に対して鎮痛薬の処方整理を行う上での考え方を示し、最後に処方整理を適正に行うための対応についてまとめた。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
6/7~6/9 30 日本肝胆膵外科学会学術集会
遠藤格
横浜
パシフィコ横浜
6/7~6/9 28 抗ウイルス療法学会学術集会・総会
坂本直哉
札幌
北海道大学医学部学友会館フラテ大ホール
6/8~6/10 91 日本超音波医学会学術集会
中谷敏
神戸
神戸国際会議場 他
6/14~6/15 54 日本肝臓学会総会
西口修平
大阪
大阪国際会議場 他
6/14~6/16 10 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS2018)
宗田大
福岡
福岡国際会議場 他
6/15~6/16 28 日本産婦人科・新生児血液学会学術集会
鮫島浩
宮崎
シーガイアコンベンションセンター
6/16~6/17 9 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
竹村洋典

三重県総合文化センター 他
6/21~6/23 38 日本骨形態計測学会
稲葉雅章
大阪
大阪国際交流センター

Editor's eye

サッカーW杯の開催まで、1ヵ月を切りました。
海外の代表メンバー情報が発表されつつありますが、日本の代表メンバーは5月31日に発表されます。 本大会は、日本時間の夜遅くから未明に開始される試合が多いので、サッカー好きの方は睡眠不足に気を付けて下さいね。

サッカーにまつわる話をもう1つ。
日本のプロサッカーリーグ、通称「Jリーグ」は今年で開幕25周年を迎えました。 1993年5月15日に国立競技場で行われたヴェルディ川崎と横浜マリノスの試合が開幕戦となりました。 この原点の日をいつまでも記憶していて欲しいとの願いを込めて、開幕20周年の2013年に5月15日を「Jリーグの日」と制定しています。
開幕初年のクラブ数は10、年間入場者数が約412万人でしたが、2017年にはクラブ数が54、年間入場者数は約1,079万人と大きな進化を遂げています。
Jリーグでは「地域に根差したスポーツクラブ」を目指し、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めています。 そのため、地域を代表する意味を込めて、チームの呼称を「地域名+愛称」としているそうです。
チーム名の由来を調べてみるとユニークなものが多いので、検索してみてください。

編集部S
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