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投稿日時:2016/03/02(水)

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.32 2016.03.02 発行:株式会社メディカルレビュー社

過去最多16領域155疾患! 主要ガイドラインを完全収載/爪白癬治療のすべて

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、日常診療で多く遭遇する疾患・症状を網羅し、厳選された専門的疾患は外来でのフォローアップを中心に解説されている『日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2016-2017』と爪白癬治療のすべてが網羅された1冊である『ファーマナビゲーター 爪白癬治療薬編』のご紹介です。

目次
新刊案内『日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2016-2017』
早期胃癌治療における腹腔鏡とESDのcollaboration
新刊案内『ファーマナビゲーター 爪白癬治療薬編』
汎発性膿疱性乾癬の遺伝子異常

新刊案内

日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2016-2017』

発行日 : 2016年2月20日
監 修 : 門脇孝(かどわき たかし)
所 属 : 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科教授
監 修 : 小室一成(こむろ いっせい)
所 属 : 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授
監 修 : 宮地良樹(みやち よしき)
所 属 : 滋賀県立成人病センター病院長/
京都大学名誉教授
門脇孝
日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE 2016-2017

ご略歴(門脇先生)
1978年 東京大学医学部卒業、東京大学医学部附属病院第三内科医員を経て、1986年 アメリカ国立衛生研究所糖尿病部門客員研究員、1998年 東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科講師、2001年 同助教授、2003年より現職。2011~2015年 東京大学医学部附属病院長を務め、現在に至る。

監修の門脇先生より、発刊に際してコメントをいただきました。

日常診療に活かす診療ガイドラインUP-TO-DATE』は、日本の代表的なガイドラインのエッセンスを紹介し、診療現場で活用するためのマニュアル書籍です。2年毎の全面改訂も2010年の初版以来4回目となり、『2016-2017年版』では「ガイドラインを日常診療に活かす」ことを書名として明示し、内容、書面デザインともに大きく改良しました。
今版で取り上げた日常診療で遭遇頻度の高い疾患・症候と厳選された専門的疾患は16領域155疾患と過去最多となり、有用なポイントをおさえた簡潔明瞭な解説と豊富な臨床経験に基づく知見、ガイドラインを超えた最新情報、具体的な処方例に加え、「アルゴリズム」「ガイドライン活用のポイント」とあわせて新設の「What’s new」に目を通せば、各診療ガイドラインの全体像と重要ポイントが理解できるなど、充実した内容と構成によって実践で大いに活かしていただけるものと確信しています。
本書が、研修医や勤務医、開業医など、多様な疾患の実地臨床に携わる医師、薬剤師の方々に活用され、エビデンスに基づく適切な診療の実現のために役立つことを願います。

詳細はこちら

特設サイトより目次とサンプルページをご覧いただけます

ピックアップ
早期胃癌治療における腹腔鏡とESDのcollaboration

胃がんperspective Vol.8 No.3, 41-45, 2016
新美惠子 ほか

リンパ節転移のリスクのない早期胃癌に対する治療として、内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal Dissection;ESD)が開発された。場所や大きさ、潰瘍瘢痕の有無にかかわらず、病変を一括切除することが可能であり、2006年に保険収載され、以降、急速に普及してきた。しかし、ESDの難易度は病変によって異なり、出血や穿孔などの偶発症が一定の頻度で起こり得る。そのため、技術的にESDの難易度が高い病変は、いまだに十分経験のある専門施設への紹介や外科的手術を考慮すべきとされている。本稿では、ESDの難易度が高い早期胃癌に対する治療法のひとつとして、腹腔鏡とESDの技術をcollaborationした治療法である非穿孔式内視鏡的胃壁内反切除術(Non-exposed Endoscopic Wall-inversion Surgery;NEWS)について、手技の実際およびポイントについて述べていきたい。

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新刊案内

『ファーマナビゲーター 爪白癬治療薬編』

発行日 : 2016年2月29日
編 集 : 常深祐一郎(つねみ ゆういちろう)
所 属 : 東京女子医科大学皮膚科准教授
編 集 : 宮地良樹(みやち よしき)
所 属 : 滋賀県立成人病センター病院長/
京都大学名誉教授
常深祐一郎
ファーマナビゲーター 爪白癬治療薬編

ご略歴(常深先生)
1999年3月 東京大学医学部医学科卒業、1999年5月 東京大学医学部附属病院皮膚科研修医、2000年5月 国立国際医療センター皮膚科研修医、2001年4月~2005年3月 東京大学大学院医学系研究科学位取得、2005年4月~2010年3月 東京大学医学部皮膚科医員、助手、助教、2010年4月 東京女子医科大学皮膚科講師、2014年3月 東京女子医科大学皮膚科准教授。
専門領域:皮膚真菌症、乾癬、アトピー性皮膚炎、角化症、抗酸菌感染症、疥癬

編集の常深先生より本書に込めた想いをうかがいました。

――本書を企画された経緯について教えてください
爪白癬は非常に多い疾患であるにもかかわらず、診断や治療について、共通認識ができていませんでした。
最近爪白癬の新しい治療薬が登場し、今後も増える予定ですが、診断や治療方針について整理しておかないと、せっかくの薬剤も効果を発揮できません。新薬が出るとその領域が盛り上がりますので、爪白癬についての知識を整理し、アップデートする好機と考え、本書を企画しました。

――本書の構成・特徴について教えていただけますでしょうか
ずばり、爪白癬すべてを網羅しています。「爪」自体についての解説から始まり、爪白癬の診断や治療についてすみずみまで述べられています。確立した伝統的な内容から、最新の情報まで盛り込んであります。

――これからの爪白癬治療の展望についてご意見をいただけますでしょうか
診断方法や治療方法が増え、利用できるアイテムの幅が広がっていきますので、より効率的に治療できる時代になっていくと考えています。そして、治癒する人は増えるはずです。 より多くの医療者に爪白癬に興味を持って取り組んでいただきたいです。

――この本をお手に取った読者の先生方へメッセージをお願いいたします
正確な診断と積極的な治療を進め、爪白癬が完治して喜ぶ患者さんを増やしてください。もう決して「様子を見ましょう」という病気ではありません。

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ピックアップ
汎発性膿疱性乾癬の遺伝子異常

Pharma Medica Vol.33 No.9, 19-22, 2015
杉浦一充

乾癬の1つの病型である汎発性膿疱性乾癬(generalized pustular psoriasis;GPP)は、従来は病因不明の疾患であり、単一遺伝子の変異を背景とした疾患とは考えられてこなかった。しかし、「尋常性乾癬(psoriasis vulgaris;PsV)を伴わないGPP」の大半はIL36N遺伝子変異を背景とした疾患であることが、筆者らにより解明された。近年次々と新知見が報告されているGPP、そしてその関連疾患とIL36N遺伝子変異について述べる。GPPとCARD14遺伝子多型の関連についても概説する。
GPPは指定難病である。全国で約1,900人の特定疾患登録患者がいる。1年間に80人強が新規に登録されている。男女差はなく、20~30歳代と50~70歳代に発症のピークがある(難病情報センター:http://www.nanbyou.or.jp/entry/168)。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
3/3~3/4 52 日本腹部救急医学会総会
内田英二
東京
京王プラザホテル
3/4~3/5 43 日本膵・膵島移植研究会
大段秀樹
広島
ホテルグランヴィア広島
3/11~3/12 30 日本糖尿病・肥満動物学会年次学術集会
粟田卓也
さいたま
大宮ソニックシティ市民ホール
3/12 840 外科集談会
田中淳一
東京
東京大学山上会館
3/12~3/13 33 日本集団精神療法学会大会
渡部京太
市川
和洋女子大学

Editor's eye

多くの創作の題材にもなり、ギフトの定番としても根強い人気のあるハンカチ。
古くは円形や長方形、三角形などさまざまなバリエーションがあったようですが、我々の親しみ深い正方形に規格を統一したのはなんとあのマリー・アントワネットの鶴の一声のようです。

スーツの胸ポケットにハンカチを入れる習慣は17世紀頃より広まったそうですが、このスーツにも類似エピソードがあります。ナポレオンがロシア遠征をした際に極寒のため兵士達が鼻水を軍服の袖で拭っていたので袖がカピカピになっていました。そこで彼がとった対策が鼻水を拭けないように軍服の袖にボタンを付けることだったのです。それが今のスーツの袖口にボタンがついている由来なのです。

ふとしたきっかけで取り入れられたものが、現代にも根付いているケースは他にもたくさんあるに違いありません。

編集部S
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