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投稿日時:2016/01/18(月)

M-Review Hightlight
新刊アイ

No.30 2016.01.18 発行:株式会社メディカルレビュー社

最新の医薬品情報をその手に!

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、最新の添付文書情報に合わせて全面的に改訂し、新規に薬価収載された主要品目や後発医薬品の充実した『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2016』のご紹介です。
他にも、より検索しやすい索引など、調べやすさに重点をおいた改訂を行いました。
今後上市予定の新薬についても幅広く解説されています。

目次
新刊案内『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2016』
冠動脈疾患を合併した大動脈弁狭窄症に対するTAVI
DOHaDと生活習慣病
がん細胞リプログラミングの治療応用への可能性

新刊案内

『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2016』

発行日 : 2016年1月20日
監 修 : 矢﨑義雄(やざき よしお)
所 属 : 国際医療福祉大学総長
 
『ポケット判 治療薬UP-TO-DATE 2016』

ご略歴(矢﨑先生)
東京大学医学部卒業。米国ハーバード大学、タフツ大学に留学後、東京大学医学部教授、東京大学医学部長、日本内科学会理事長、日本循環器学会理事長、日本医学会副会長、第28回日本医学会総会会頭などを歴任。2000年国立国際医療センター総長、2004年から独立行政法人国立病院機構理事長を務め、全国144の国立病院を一括管理運営する国立病院機構の責任者として、提供する医療の質向上と経営基盤の安定化に手腕を発揮。2012年より国際医療福祉大学総長に就任。

監修の矢﨑先生に本書の特徴をうかがいました。

「治療薬UP-TO-DATE」は、各領域の第一人者が最新の医学情報を解説する「総説」、最新の添付文書・新薬の情報を反映した「薬剤便覧」、処方・投薬前の確認に便利な「一覧表」などで構成され、医療従事者が臨床現場にて最新の医薬品情報を把握できるよう、毎年全面的に見直し、更新を行ってまいりました。おかげさまで多くの医療機関や教育現場から信頼を得て、院内医薬品集としてご活用いただくなど、幅広く愛用されております。
患者さんの目線に立った安全、安心で質の高い医療の提供に本書がお役に立てれば大変幸甚に存じます。
(序文より抜粋)

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ピックアップ
冠動脈疾患を合併した大動脈弁狭窄症に対するTAVI

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.4, 43-48, 2015
白井伸一

大動脈弁狭窄症(AS)は高齢者において最も多い弁膜症でありしばしば冠動脈疾患を合併する。石灰化に基づく変性による大動脈弁狭窄は炎症を含む多因子を背景にもつことから動脈硬化の進展に類似するといわれている。それゆえに大動脈弁狭窄症発症のリスクと冠動脈疾患のリスクも類似したものとなっている。経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)出現以前は大動脈弁狭窄症に対する根治治療は大動脈弁置換術以外にはなかった。その際に冠動脈疾患を合併した症例においては一期的に大動脈弁置換術とともに冠動脈バイパス術を施行することが主流であった。TAVI出現によって冠動脈疾患を合併した大動脈弁狭窄症に対する治療はどのように変わったか?今回は現時点までに得られている知見および進行中である臨床研究も紹介する。

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ピックアップ
DOHaDと生活習慣病

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.22 No.4, 59-63, 2015
小林佐紀子 ほか

近年、生活習慣病の発症とdevelopmental origins of health and disease(DOHaD)との関連が注目されており、その分子機序は主に胎生期に生じるエピジェネティクスの変化によるものであることが明らかになってきている。妊娠前、妊娠中、出生後のさまざまなタイミングで治療介入を行うことにより成人期の生活習慣病の発症リスクの軽減が期待されるが、有効な介入のタイミングや方法についてはいまだ不明な点が多く、今後の研究の一層の発展が期待される。

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ピックアップ
がん細胞リプログラミングの治療応用への可能性

胃がんperspective Vol.8 No.2, 26-31, 2015
浜部敦史 ほか

iPS細胞樹立により、鍵となる転写因子を発現させると、分化した線維芽細胞のエピジェネティック修飾がリセットされ、多能性幹細胞の性質を獲得すること(リプログラミング)が示された。エピジェネティック修飾は、癌細胞においても、腫瘍内不均一性の原因となるメカニズムのひとつとして重要性が示されている。腫瘍内には、治療抵抗性などの悪性形質を有する細胞が含まれており、癌根絶を目指すうえで重要な治療標的である。われわれの教室では、癌細胞をリプログラミングすることで、悪性形質が改善することを明らかにし、さらに遺伝子発現ではなく、micro RNAを用いたリプログラミング手技が有用な治療手段であることがわかった。本治療は、治療困難性にかかわる腫瘍内不均一性を打開し得ると考えられる。今後、micro RNAによる癌リプログラミング治療の有効性、安全性の評価が必要である。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
1/22~1/23 55 日本定位・機能神経外科学会
冨永悌二
仙台
江陽グランドホテル
1/23 31 体液・代謝管理研究会年次学術集会
小竹良文
東京
東邦大学医学部第二実習室
1/24 6 日本皮膚科心身医学会
松永佳世子
名古屋
愛知県産業労働センター ウインクあいち
1/29~1/31 27 日本臨床微生物学会総会・学術集会
長沢光章
仙台
仙台国際センター・新展示施設
1/30 16 関東ホルモンと癌研究会
田中廣壽
東京
東京大学医科学研究所付属病院内
1/30~1/31 30 札幌冬季がんセミナー
平野聡
札幌
ロイトン札幌

Editor's eye

冬場に街中や軒先で赤い実のついた低木をよく見かけます。
この植物、似たようなものが多く存在し、それぞれ、万両・千両・百両・十両・一両という名がつけられています。

金額が下がるにつれて実の数も減っていくようですが、千両と万両の決定的な違いは実のつく向きにあります。千両は実が上向きにつくため、鳥に食べられやすく、実の数が減ってしまうことで万両との差がついているようです。

他に、赤い実を葡萄の房のようにつけている、南天という似た木があります。
南天は“難を転じる”に通じることからとても縁起の良い植物とされています。
今年も何事もなく過ごしたいものです。

編集部S
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