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投稿日時:2014/06/30(月)

Vol.65

M-Review hightlight
新刊アイ

No.13 2014.06.30 発行:株式会社メディカルレビュー社

乳癌治療の新展開に迫る

「新刊アイ」では、“先生のコメントから読み解く新規刊行物の魅力”をお伝えいたします。
今号では、エベロリムスの基礎から臨床までをエキスパートの先生方に分かり易く解説していただいている、『エベロリムスによる乳癌治療の新展開』のご紹介です。

目次
新刊案内『エベロリムスによる乳癌治療の新展開』
基礎からみた乳腺疾患 乳癌腫瘍免疫 update
トップメディカルドクターにきく~スポーツ選手の栄養学~
乳がん患者へのがん治療と緩和ケアの連携

新刊案内

『エベロリムスによる乳癌治療の新展開』

発行日 : 2014年6月20日
編 集 : 野口眞三郎 (のぐち しんざぶろう)
所 属 : 大阪大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科教授
野口眞三郎
『エベロリムスによる乳癌治療の新展開』

ご略歴(野口先生)
1980年 大阪大学医学部卒業、1980年 大阪府立成人病センター外科レジデント、1982年 箕面市立病院外科医員、1983年 大阪大学医学部病理病態学基礎系医員、1985年 大阪府立成人病センター外科医員、1998年 大阪大学大学院医学系研究科乳腺内分泌外科教授。専門分野は乳腺内分泌外科。

野口先生より、発行に際してのコメントをお寄せいただきました。

エベロリムスは、mTORの阻害薬でありホルモン療法の耐性克服薬として以前より大変期待されている薬剤であったが、グローバルな第Ⅲ相試験であるBOLERO-2によって見事にその臨床的有用性が証明された。この有用性は非常に印象的で、臨床家なら誰もが直ぐにでも日常診療に応用してみたいという気になると思われるが、比較的高率に発現する特有の副作用への対策にも留意する必要があり、乳癌治療の専門医が使用してはじめてその有効性を最大限に引き出すことができると思われる。
本書では、エキスパートの先生方からエベロリムスの基礎から臨床まで分かり易く解説していただいている。本書によってエベロリムスの適正使用が推進され、乳癌の治療成績の向上に貢献することを祈念する。

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ピックアップ
基礎からみた乳腺疾患 乳癌腫瘍免疫 update

CANCER BOARD 乳癌 Vol.5 No.2, 30-35, 2012
柴原裕紀子 ほか

免疫系は神経系、内分泌系とともに、生命活動の正に根幹を担うきわめて重要なシステムです。この免疫系が破綻すると生命に関わる深刻な感染症や自己免疫疾患を発症してくるばかりでなく、悪性腫瘍の発生率も高まることはよく知られるところです。
このような腫瘍免疫の特徴を活かし患者そのものの免疫を賦活化する方法や、自身の癌細胞に対しての免疫活性を活発化させる癌ワクチンを含む特定の免疫療法がかなり前から考案・研究されています。
本稿では、免疫療法の基礎として臨床医が理解しておくべき乳癌における腫瘍免疫機構がどこまで解明されてきているのか、従来の治療法では腫瘍免疫はどのように関与しているのか、そして今後の可能性について解説されています。

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ピックアップ
トップメディカルドクターにきく~スポーツ選手の栄養学~

Arthritis―運動器疾患と炎症― Vol.10 No.3, 82-86, 2012
杉浦克己

食べることはその行為自体が体や脳を発達させることにつながる重要なものです。一方スポーツは、一面的にみれば、体にとってエネルギーを枯渇させ、組織を消耗させ、疲労をもたらす行為ととらえることもできます。
栄養によってエネルギー、カラダづくり、そしてコンディショニングを図らないと、試合で勝つどころか、かえって体を壊しかねません。激しい練習に打ち克ち、ベストコンディションで試合に臨み、最高のパフォーマンスを発揮するには、「何を・いつ・どのくらい摂取するか」について、よく考えて取り組むことが必要です。
本稿では、スポーツと5大栄養素の関係、食事バランスの整え方、スポーツのシーズンによる栄養上の注意点について解説されています。
栄養・食事への前向きな取り組みが、日本の競技力を向上させ、選手層を厚くすることにつながると期待されています。

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ピックアップ
乳がん患者へのがん治療と緩和ケアの連携

がん患者と対症療法 Vol.22 No.2, 18-22, 2011
河野勤

乳がんは現在単一の疾患として認識することはできなくなっており、大きく3つのサブタイプに分類されています。それぞれ予後、転移形式、薬物療法への反応性などが異なっているため、サブタイプを踏まえて治療方針を考えていく必要があります。
薬物療法には、抗がん剤のほかにホルモン療法、分子標的治療薬による抗HER2療法があり、また、ビスフォスフォネート製剤は骨転移による骨関連事象を予防する効果があり、これらの進歩により治療効果は高くなっています。
緩和ケアにも明らかな治療効果があることが判明しており、進行・再発乳がんの治療においては、早期から緩和ケアと連動していくことが重要であると筆者は述べています。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
7/1~7/4 35 日本炎症・再生医学会
高柳広
名護
万国津梁館
7/4 1 肝臓と糖尿病・代謝研究会
小池和彦
東京
伊藤国際学術研究センター
7/4~7/5 51 日本外科代謝栄養学会学術集会
和佐勝史
豊中
千里ライフサイエンスセンター
7/4~7/5 35 日本循環制御医学会総会
廣岡良隆
福岡
九州大学医学部百年講堂
7/4~7/5 32 日本肥満症治療学会学術集会
柏木厚典
大津
滋賀県立県民交流センターピアザ淡海
7/4~7/6 57 日本腎臓学会学術総会
渡辺毅
横浜
パシフィコ横浜
7/5 26 日本運動器科学会
藤野圭司
浜松
アクトシティ浜松
7/5 27 日本疼痛漢方研究会学術集会
古家仁
東京
東京コンファレンスセンター・品川
7/5 100 日本肺癌学会関西支部学術集会
東山聖彦
大阪
薬業年金会館

Editor's eye

いよいよFIFAワールドカップも佳境を迎え、さらに白熱した戦いが繰り広げられています。

ところで、「ボンフィン」というものをご存じでしょうか。先日馴染みのお店を訪れた際にいただいた少し長めのリボン。それに記されている“LENBRANÇA DO SENHOR DO BOMFIM DA BAHIA”というフレーズを調べてみると、ブラジルのバイーア州サルバトーレにあるボンフィン教会の周辺で売られている、ミサンガのような御守りにたどり着きました。公式球である「ブラズーカ」もこれをモチーフにデザインされているとのこと。

開催のたびに、選手の髪型やファッションが注目されて流行しますね。ミサンガやボンフィンもJリーグ発足当時にブラジル人選手が身につけていたものが定着したようです。
今回のFIFAワールドカップ終了後には、何が流行っているのか楽しみです。

編集部S
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