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投稿日時:2017/04/12(水)

M-Review Highlight
学会アイ

No.71 2017.04.12 発行:株式会社メディカルレビュー社

臓器再生医療の発展/エイジング分野の最先端の科学情報/抗加齢医学の未来

本日4月12日は、「世界宇宙飛行の日」です。
1961年のこの日、人工衛星ヴォストーク1号がソビエト連邦によって打ち上げられました。人を乗せた打ち上げはこれが世界初です。
人類で初めて宇宙に行ったガガーリンの「地球は青かった」の言葉は今でも有名ですね。

今号では「第19回外科分子細胞治療研究会」「Keystone Symposia Aging and Mechanisms of Aging-Related Disease」「第17回日本抗加齢医学会総会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

 

<お知らせ>
姉妹サイト「COPD Selected Papers Online」を更新いたしました。
COPDに関する論文のうち、注目すべき論文を4人の編集委員が厳選。病因・病態、診断・評価、薬物治療などの分野に分け、各論文を簡単な要約で紹介しています。
現在、712論文が閲覧可能です。どうぞご利用ください。

目次
「第19回外科分子細胞治療研究会」2017年4月28日(金)
肝再生機構
「Keystone Symposia Aging and Mechanisms of Aging-Related Disease」2017年5月15日(月)~19日(金)
「第17回日本抗加齢医学会総会」2017年6月2日(金)~4日(日)

学会・研究会開催のお知らせ

第19回外科分子細胞治療研究会

会 期 2017年4月28日(金)
会 長 國土典宏
(東京大学大学院医学系研究科 肝胆膵外科、人工臓器・移植外科教授)
会 場 パシフィコ横浜(神奈川県)
國土典宏先生
第19回外科分子細胞治療研究会

外科分子細胞治療研究会は外科学における分子・細胞レベルでの研究や治療に関する最新知見を毎年日本外科学会の開催に併せて紹介する貴重な研究会です。本年で第19回を数えました。
臓器再生医療の研究の発展は目覚しく、21世紀に入り、様々な臓器を再生することが可能となってきました。その中核をなすのはiPS細胞と細胞シートの存在です。細胞シートは重層化に成功して応用範囲が広がり、心筋シートはすでに商品化されていますし、骨、角膜、歯周、軟骨、食道、中耳などの再生が現実化しています。さらに高次元の機能を持ち合わせた腎臓や肝臓の作製も進んでおり、今回の研究会では、肝再生の最新研究の結果も紹介できると思います。私どもの行っている生体肝移植医療も、このような再生医療とリンクして、より安全に効率的に行えることが望ましいですし、将来的には生体ドナーに代わる再生臓器の移植も視野に入れて、臨床と研究を進める必要があると思います。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www2.convention.co.jp/jssgt/index.html

ピックアップ
肝再生機構

再生医療 Vol.15 No.3,7-18, 2016
宮島篤

肝臓は体内における最大重量の実質臓器であり、各種の代謝、解毒、胆汁の産生、血清タンパク質の産生など多種多様な機能により生体の恒常性を保っている。肝臓が生命の源泉であることは古代より知られていた。古代バビロニアでは、肝臓はすべての活力の源であり、肝臓の模様などの相違は吉凶を告げるものと解され肝臓占いが行われていたという。また、ギリシャ神話に登場するプロメテウスは、火を人類に与えたことでゼウスの怒りを買い、岩山に縛り付けられ鷲に肝臓を食われた。しかし、残った肝臓は一夜にして再生し、翌日再び鷲に肝臓を食われるという拷問が続いたという話である。このように肝臓の再生能は古くから知られていたが、この再生能力により生体肝移植が可能となっている。本総説では、生命の源である肝臓の再生機構についての最近の話題を紹介する。

記事を読む

学会・研究会開催のお知らせ

Keystone Symposia Aging and Mechanisms of Aging-Related Disease

会 期 2017年5月15日(月)~19日(金)
会 長 Kazuo Tsubota, Shin-ichiro Imai, Matt Kaeberlein, Joan Mannick
会 場 パシフィコ横浜(神奈川県)
 
 

2017年5月15日(月)~19日(金)にパシフィコ横浜にてKEYSTONE SYMPOSIAを開催いたします。
本シンポジウムでは、エイジングと長寿研究に必須なトピックをカバーします。シグナルパスウェーから、そのレギュレーター、組織内のコミュニケーション、幹細胞、ストレスリスポンス、細胞老化、生理的リズム、遺伝子、精神的な健康(幸福)までを網羅する予定です。加速度的に研究が進むエイジング分野の最先端の科学情報が満載のKeystone Symposiaに多くの方のご参加をお待ちしています。


一般参加費:2017年3月15日以降 995.00 USD
学生参加費:2017年3月15日以降 770.00 USD
 

詳細プログラム/参加登録は以下のホームページをご覧ください。(言語:英語)
http://www.keystonesymposia.org/index.cfm?e=Web.Meeting.Program&meetingid=1455&subTab=program

学会・研究会開催のお知らせ

第17回日本抗加齢医学会総会

会 期 2017年6月2日(金)~4日(日)
会 長 齋藤英胤
(慶應義塾大学大学院薬学研究科薬物治療学教授)
会 場 東京国際フォーラム(東京都)
齋藤英胤先生
第17回日本抗加齢医学会総会

日本抗加齢医学会は会員数約8,400名、多科にわたる医師、研究者、コメディカルで構成される学術団体であり、毎年6月に学術集会を開催しています。
今年は、6月2日(金)~4日(日)に東京国際フォーラムにて、第17回日本抗加齢医学会を開催いたします。6,000名近い参加者のもと、15つの講演、シンポジウムなど36つのセッションを開催いたします

 

<特別講演>
・Ketone Bodies and Aging
 John Newman(UCSF and Buck Institute for Research on Aging)
・老化、寿命の全身性統御システム「NADワールド」の新展開-哺乳類NMNトランスポーターの同定と解析
 今井眞一郎(ワシントン大学医学部発生生物学部門・医学部門(兼任))

<招待講演>
・人工知能で拓く未来の医療
 宮野  悟(東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター)
・平成30年医療・介護同時改定 toward & beyond
 鈴木 康裕(厚生労働省保険局)

<主なシンポジウム>
・容貌・皮膚の若返り
・認知症に至る前の超早期診断は可能か
・臨床応用された腸内細菌研究の進歩
・漢方の抗老化メカニズム Up-To-Date
・「ヒトは血管とともに老いる」を科学する
・一生涯噛み続けるために歯周組織を科学する
・生活習慣病の運動療法
・肥満症がアンチ・エイジングの妨げになる本当の理由(わけ)!?
・肝臓のアンチエイジング

 

その他プログラム、本総会の詳細につきましては、総会HPをご参照ください。
また、参加登録の締切を4月19日(水)まで延長しました。こちらも総会HPからご登録が可能です。

多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 

第17回日本抗加齢医学会総会 公式ホームページ
http://www.mediproduce.com/17jaam
第17回日本抗加齢医学会総会 公式Facebook
https://www.facebook.com/17jaam/

学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
4/14~4/16 114 日本内科学会総会・講演会
小池和彦
東京都
東京国際フォーラム
4/16 293 東海外科学会
小寺泰弘
愛知県
愛知県医師会館
4/20~4/22 90 日本内分泌学会学術総会
赤水尚史
京都府
ロームシアター京都 他
4/21~4/23 57 日本呼吸器学会学術講演会
中西洋一
東京都
東京国際フォーラム

Editor's eye

4月に入り、春らしく暖かい日が増えてきましたが、まだコートが手放せない地域もあるかと思います。
四季がはっきりとしている日本では衣替えの文化が根付いており、江戸時代の武家社会では制度として定められていたそうです。
旧暦の4月1日から5月4日、5月5日から8月末日、9月1日から8日、9月9日から翌年3月末日というように年4回に分けて着物を替えていました。
4月1日を指す「わたぬき(綿抜き)」という言葉はその名残りです。

新年度を迎え、新しい環境でお過ごしの先生もいらっしゃるかと存じます。引き続き今後も「学会アイ」をよろしくお願い申し上げます。

編集部I
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