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投稿日時:2017/02/24(金)

M-Review Highlight
学会アイ

No.70 2017.02.24 発行:株式会社メディカルレビュー社

糖尿病克服に向けた移植・再生医療の現在と未来/超音波検査の新知見をめざして

本日2月24日は、「月光仮面登場の日」です。
1958年2月24日から翌年7月5日までラジオ東京(現・TBSテレビ)にて放送されました。
現在のヒーローものの元祖ともいえる「月光仮面」は、国産の連続テレビ映画としても日本初でした。
白黒テレビが一般家庭に普及し始めた当時の子どもたちにとって憧れの存在だったようです。

今号では「第44回日本膵・膵島移植研究会」「第41回超音波ドプラ・新技術研究会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第44回日本膵・膵島移植研究会」2017年3月10日(金)~3月11日(土)
わが国の家族性膵癌登録制度について
「第41回超音波ドプラ・新技術研究会」2017年3月25日(土)
腎血管微小循環イメージング―超音波造影剤を用いない低速度血流可視化―

学会・研究会開催のお知らせ

第44回日本膵・膵島移植研究会

会 期 2017年3月10日(金)~3月11日(土)
会 長 稲垣暢也
(京都大学医学部附属病院病院長/京都大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学教授)
会 場 京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館(京都府)
稲垣暢也先生
第44回日本膵・膵島移植研究会

日本膵・膵島移植研究会は、糖尿病の根治を目指し、膵・膵島移植の進歩をはかることを目的に活動しています。今年の学術集会のテーマは「糖尿病克服に向けた移植・再生医療の現在と未来」です。

 

●特別講演

「Treating Diabetes with Human Pluripotent Stem Cell-Derived Islet Cells 」
Timothy Kieffer先生(British Columbia大学)
「糖尿病克服に向けた膵臓移植の現状と限界?」
中島一朗先生(東京女子医科大学)

●ランチョンセミナー

「膵臓移植への内科からの関わり」
鈴木敦詞先生(藤田保健衛生大学)

●教育セミナー

「1型糖尿病の基礎知識」
今川彰久先生(大阪医科大学)

を始めとして、最先端の再生医療や膵・膵島移植医療の現状と課題、展望について、一般演題45題、アワードセッション8題、ワークショップ10題、シンポジウム4題を用意しております。


多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。
 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.s-off.com/m/jpita44/

ピックアップ
わが国の家族性膵癌登録制度について

膵・胆道癌FRONTIER Vol.5 No.2, 42-47, 2015
高折恭一 ほか

膵癌に罹患した一対以上の第一度近親者がいる家系を家族性膵癌家系と言う。家族性膵癌家系に発生した膵癌を家族性膵癌とすると、すべての膵癌患者の5~10%は家族性膵癌であることが報告されてきている。家族性膵癌家系の個人における膵癌の発生リスクは、そうでない家系と比較して有意に高い。家族性膵癌家系では、BRCA1・BRCA2・PALB2等の生殖細胞系遺伝子変異を認めることがあるが、これらの既知の遺伝子異常が同定される家系は少なく、多くの家族性膵癌において、その遺伝子学的背景は不明である。Peutz-Jegher症候群、Lynch症候群などの家族性腫瘍症候群においても膵癌の発生頻度は高いが、これらは家族性膵癌家系には含めない。疫学的研究あるいは高リスク群における膵癌早期診断等を目的として、1990年代から諸外国では家族性膵癌家系の登録制度が設けられてきた。わが国においては、2013年に日本膵臓学会が家族性膵癌登録制度を発足し、登録が開始されつつある。今後、家族性膵癌家系におけるスクリーニング検診、次世代シークエンス技術による家族性膵癌家系におけるゲノム解析、家族性膵癌患者に対する新規化学療法の検討などの付随研究が計画されている。

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学会・研究会開催のお知らせ

第41回超音波ドプラ・新技術研究会

会 期 2017年3月25日(土)
会 長 斎藤聡
(虎の門病院肝臓センター医長)
会 場 東医健保会館(東京都)
 
 

本研究会は、超音波を用いた腹部・体表臓器の診断・治療についての会員相互の知識・技術の向上を図り、医学の進歩に寄与することを目的として1996年に発足し、以後、年二回の研究会に、医師、検査技師、超音波メーカー各社、技術者、製薬会社など多数のご参加を頂き、多くの演題と活発な議論が行われ、大変有意義な研究会として継続しています。20年を経過し、新たに超音波ドプラ・新技術研究会と改称し、さらなる発展を目指します。今回は2主題とそれに関連した教育講演、一般演題などを企画しています。

 

主題1:超音波の新技術とその臨床応用

超音波検査装置はこれまで、ドプラより始まり、レボビスト造影エコー、ソナゾイド造影エコー、3Dフージョン画像、エラストグラフィーなどと種々の進歩を遂げ続けています。進化中のShear wave elastographyをはじめとする、新技術とその臨床応用に関する演題をとりあげる企画。

主題2:超音波にて脂肪肝からNASH診断に挑む

近年、NASHは注目と関心を集めている疾患で、新たな展開がみられています。そこで、脂肪肝として超音波検査はその画像診断の入り口に位置するものの、さらに踏み込んで、超音波検査としてNASHの診療にかかわり、今後の展開をはかりたいと考えます。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://enjoy.pial.jp/~doppler-us/index.html

ピックアップ
腎血管微小循環イメージング―超音波造影剤を用いない低速度血流可視化―

Nephrology Frontier Vol.14 No.4, 66-69, 2015
山本徳則 ほか

超音波診断での血流の描出には、これまではカラードプラ法、そしてパワードプラ法が開発され、臨床で使用されているが、微細で低流速の血流の描出には限界があった。そこで、造影剤を用いて描出能を高める工夫がされてきたが、適用部位には保険適応の制限があり、造影剤注入操作の手間がある。以前、臨床腎微小血管を評価するツールとして、造影超音波イメージング法による腎腫瘍微小血管特性、移植腎微小血管特性について述べた。血流イメージングは、血流速度を2次元マッピングする手法として開発されたが、その腎臓血流観察にも応用が可能になった。臨床では、より微小で低速の血流を観察することが求められる。低流速の血流の観察は速度レンジを低く設定するが、組織の動きの速度に近づくと全面モーションアーチファクトで覆われてしまい、低速の血流を観察することは困難であった。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
3/3~3/4 30 日本軟骨代謝学会
妻木範行
京都
みやこめっせ
3/7~3/9 16 日本再生医療学会総会
出澤真理
仙台
仙台国際センター会議棟・展示棟
3/16~3/19 42 日本脳卒中学会学術集会(STROKE2017)
峰松一夫
大阪
大阪国際会議場
3/17~3/19 81 日本循環器学会学術集会
山岸正和
金沢
石川県立音楽堂 他

Editor's eye

寒い季節は温かい飲み物がいちだんと美味しく感じられますね。
普段飲まれている水の硬度について考えてみたことはありますか。

日本では軟水ですがヨーロッパでは硬水が主に利用されています。
軟水・硬水の分類はミネラル分の含有量によりますが、その違いは口当たりや料理の味に影響を与えることが知られています。
お米や緑茶には軟水が適しており、反対にパスタや肉の煮込みなどの西洋料理には硬水が適しているそうです。
緑茶とは発酵度合いの違いしかない紅茶もやはり軟水の方が香りがよく出るとされていますが、硬水の地域が多いイギリスでは渋みを抑えたコクのある紅茶となるのでミルクティーが合うようです。

水の硬度がその地域の食文化と密接につながっているのですね。

編集部I
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