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投稿日時:2017/02/08(水)

M-Review Highlight
学会アイ

No.69 2017.02.08 発行:株式会社メディカルレビュー社

“えぴれぷしー”をテーマに/消化器領域の治療の進歩/肺癌治療における多職種連携

本日2月8日は、「郵便マークの日」です。
1887年、当時逓信省によって公示されたマークは当初「T」でしたが、その後「〒」に訂正されました。
マークの由来は諸説あり、逓信省の頭文字の“テ”を図案化した説や、「T」の文字に一本足したとされる説があります。

今号では「第4回全国てんかんセンター協議会総会(JEPICA 2017)」「日本消化器病学会近畿支部第106回例会・第53回教育講演会」「第105回日本肺癌学会関西支部学術集会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第4回全国てんかんセンター協議会総会(JEPICA 2017)」2017年2月18日(土)~2月19日(日)
抗てんかん薬の創薬を目指して
「日本消化器病学会近畿支部第106回例会・第53回教育講演会」2017年2月25日(土)
代謝要因からみた肝発癌抑制
「第105回日本肺癌学会関西支部学術集会」2017年2月25日(土)
肺癌治療の次世代戦略

学会・研究会開催のお知らせ

第4回全国てんかんセンター協議会総会(JEPICA 2017)

会 期 2017年2月18日(土)~2月19日(日)
会 長 星田 徹
(独立行政法人国立病院機構奈良医療センター院長)
会 場 奈良春日野国際フォーラム 甍 I・RA・KA(奈良県)
星田徹先生
第4回全国てんかんセンター協議会総会

全国てんかんセンター協議会(JEPICA)は、全国のてんかんセンターが相互に緊密な連携を図り、全国的なてんかん医療とケアの質の向上を達成することを目的として、平成25年2月10日に設立されました。国立病院、大学病院、私的・公的病院を含むてんかん診療施設及び患者会その他のてんかん医療を支援する組織が、議論や研修、情報交換、医療政策の提言等を行っています。
第1回総会は平成26年2月に国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターが主体となって静岡で行われました。平成27年は東京(東京医科歯科大学)、平成28年は仙台(東北大学)で開催され、平成29年2月に当院てんかんセンターが主催し奈良市でおこなうことになりました。全国てんかんセンター協議会に属するてんかんセンターは、現在33施設で、さらに準センター2施設を加えると35施設になります。全国のてんかん診療に携わる医師、看護師のみならず、さまざまな医療職が協力し、ほかの学会や研究会とは一線を画して、てんかん患者さんやご家族、保護者の皆さんへ光明をもたらすべく我が国のてんかん診療の向上と発展をめざしています。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://square.umin.ac.jp/~jepica2017/

 

全国てんかんセンター協議会のホームページは:
http://epilepsycenter.jp

ピックアップ
抗てんかん薬の創薬を目指して

Epilepsy Vol.10 No.1, 23-28, 2016
井上剛 ほか

てんかんは、抗てんかん薬を用いた治療が有効な神経疾患である。ゆえに、多くの抗てんかん薬がこれまで開発され、てんかんの治療に貢献してきた。しかしながら、これら既存の抗てんかん薬は、てんかん患者の約3割には有効でない。この「難治性てんかん」に奏功する治療薬が、今必要とされている。注目すべきは、この治療薬でコントロールできない難治性てんかんに対し、「ケトン食療法」と呼ばれる食事療法が有効な点である。論理的に考えると、ケトン食療法には既存の抗てんかん薬にはない作用機構があるため、既存薬が効かない難治性てんかんに効いていると考えられる。つまり、その作用機構を明らかにすることで、従来の抗てんかん薬とは異なる、新たなジャンルのてんかん治療薬が開発可能となる。

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学会・研究会開催のお知らせ

日本消化器病学会近畿支部第106回例会・第53回教育講演会

会 期 2017年2月25日(土)
会 長 西口修平
(兵庫医科大学内科学肝胆膵科主任教授)
会 場 大阪国際交流センター(大阪府)
西口修平先生
 

日本消化器病学会近畿支部第106回例会と第53回教育講演会の当番会長を拝命いたしましたことを光栄に存じます。本会は、消化器領域全般にわたり実臨床、特に各疾患の治療の進歩に焦点を当て、一般演題以外にシンポジウム2テーマ、ワークショップ3テーマを設けました。また、若手医師の参加を奨励するために研修医の学会参加費を無料とするだけでなく、今回もFreshman SessionとYoung Investigator Sessionを設け、それぞれの優秀演題には近畿支部から奨励賞を授与させていただきます。研修医の先生方の積極的なご参加をお願い致します。消化器病学会では、男女共同参画の推進に努めております。本会に於いても出来るだけ多くの女性医師に座長をお願い致しました。さらに、支部例会としては初の試みですが、学会期間中は会場内に託児所をオープンいたします。料金は無料ですが、ご希望の方はWEBでの事前登録が必要ですので、 https://cscs.alpha-co.com/event_yoyaku_kihon_form.jsp?E=650441*FzjHs にログインしてください。
さらに、消化器病学会専門医を対象に、第12回専門医セミナーを第4会場に於いて開催し、上部消化管・下部消化管・肝胆膵のそれぞれの領域から1症例を提示し、病理学的検討も含め詳細な検討を行います。第1会場において第53回教育講演会を開催いたします。消化器病のそれぞれの領域における6つの教育講演を各領域のエキスパートの先生方に依頼を致しました。教育講演会は、原則として事前の参加登録が必要ですので、2017年2月10日までにお申し込みください。更新単位としては9単位が授与されます。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.jsge-kinki.org/

ピックアップ
代謝要因からみた肝発癌抑制

The Liver Cancer Journal Vol.8 No.1, 18-24, 2016
鍛治孝祐 ほか

抗ウイルス薬であるDirect-acting antivirals(DAA)の出現によって、今後C型慢性肝炎におけるウイルス排除効率は大きく進展し、それに伴ってC型肝炎ウイルス(HCV)キャリアの数は大きく減少することが期待されている。今後はSVR後の発癌や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)を背景とした肝癌に対する肝癌抑制治療の開発が重要な課題になってくると思われる。肝臓は糖、アミノ酸や金属などの代謝における中心的な臓器であり、肝発癌における環境因子とも言える代謝異常をコントロールすることは今後の肝発癌抑制治療において重要な戦略の1つである。近年になって、新薬の開発とともに、従来ほかの目的に用いられていた薬剤であるレニン-アンジオテンシン系阻害薬、分岐鎖アミノ酸製剤、糖尿病治療薬などが肝癌抑制作用を示すことが報告されている。

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学会・研究会開催のお知らせ

第105回日本肺癌学会関西支部学術集会

会 期 2017年2月25日(土)
会 長 中川和彦
(近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門主任教授)
会 場 薬業年金会館(大阪府)
中川和彦先生
第105回日本肺癌学会関西支部学術集会

肺癌診療は医師のみでは成り立たず、抗がん剤の副作用対策、緩和ケア等多くの職種の関わりが重要です。しかしながら、肺癌学会地方会は医師のみが発表・議論する場でありました。今回は医師のみならず、多くのメディカルスタッフ、患者・ご家族が参加していただくよう種々の趣向をこらしております。午前中のポスターセッションでは、チーム医療について取り上げ、メディカルスタッフ、患者・ご家族向けの教育セミナー『誰でも分かる肺癌個別化医療』を設けました。特別企画『我らが肺癌チーム医療』では、基調講演で先進的な取り組みの事例を紹介して頂き、患者代表にご登壇頂き、患者側から見た肺癌治療の問題点を提起して頂き、それに引き続いてパネルディスカッションにて、チーム医療をどのように実践するかを議論して頂きます。奮ってご参加ください。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.haigan.gr.jp/modules/shibukai/index.php?content_id=6

ピックアップ
肺癌治療の次世代戦略

THE LUNG perspectives Vol.24 No.2, 43-46, 2016
清家正博

肺癌診療は、近年のゲノム解析技術の進歩およびドライバー遺伝子同定と分子標的治療薬での治療によりPrecision Medicineの時代に突入した。第3世代EGFR-TKIも承認され、multiplex診断薬を用いた遺伝子変異スクリーニングによる薬剤選択の実施など、さらなる予後改善や治癒を目指した新規の分子標的治療薬の治療戦略が検討されている。さらには、2015年に免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブが非小細胞肺癌に対して承認となり、肺癌の薬物療法は免疫療法という新たな治療オプションの選択が可能になったが、効果予測マーカーの同定や費用対効果の問題などの検討課題も存在する。今後、肺癌におけるPrecision Medicineの実現へ向けて、さらなる臨床および基礎データを蓄積していく必要がある。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
2/10~2/11 51 緑膿菌感染症研究会
門田淳一
大分
レンブラントホテル大分
2/16~2/17 50 日本痛風・核酸代謝学会総会
内田俊也
東京
京王プラザホテル
2/18~2/19 49 胃病態機能研究会
三輪洋人
名古屋
名古屋国際会議場

Editor's eye

去る2月3日は「節分の日」で、各地で豆まきイベントが行われました。
旧暦では、立春のころを新たな年の始まりとしていたため、その前日にあたる日を「節の分け目」としていたようです。

節分といえば「ぱらぱら、ぱらぱら、豆の音」という馴染み深い童謡がありますが、最近では小さなお子さんやペットによる誤飲防止のため小袋のまま投げるという家庭も増えてきているそうです。ぱらぱら……とはいきませんが、掃除が楽という側面もあるそうで、なるほど合理的だと思いました。攻撃力が増しますので鬼役にとってはあまり嬉しくないかもしれませんね。

立春を迎え、「暦の上では春」という言葉が聞かれるようになりました。まだ寒い日が続きますので本当の春が待ち遠しく感じます。

編集部I
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