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投稿日時:2016/09/27(火)

M-Review Highlight
学会アイ

No.63 2016.09.27 発行:株式会社メディカルレビュー社

頭痛医学の最近の急速な進歩/女性医療の推進と多職種連携

本日9月27日は女性ドライバーの日です。
1917年の今日、栃木県の渡辺ハマさんが、日本の女性では初めてとなる自動車の運転免許を取得しました。当時23歳だった渡辺さんはその年の1月に栃木から上京し自動車学校へ入学、自動車商会で運転手見習いをしながら試験に挑み、日本に女性ドライバーが誕生しました。

今号では、「第44回日本頭痛学会総会」「第15回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

 

<お知らせ>

姉妹サイト「COPD Selected Papers Online」を更新いたしました。
COPDに関する論文のうち、注目すべき論文を4人の編集委員が厳選。病因・病態、診断・評価、薬物治療などの分野に分け、各論文を簡単な要約で紹介しています。
現在、657論文が閲覧可能です。どうぞご利用ください。

目次
「第44回日本頭痛学会総会」2016年10月21日(金)~10月22日(土)
Q1 なぜ片頭痛発作は眠ると改善するのですか
「第15回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会」2016年10月22日(土)~10月23日(日)
女性の生活習慣病 脂質異常症

学会・研究会開催のお知らせ

第44回日本頭痛学会総会

会 期 2016年10月21日(金)~10月22日(土)
テーマ 頭痛医学の進歩から頭痛医療の現場まで
会 長 立岡良久
(医療法人立岡神経内科院長)
会 場 ウェスティン都ホテル京都(京都府)

今回、学会のメインテーマを「頭痛医学の進歩から頭痛医療の現場まで」とし、実りある学会と致すべく、鋭意準備に取り組んでおります。

頭痛医学の最近の急速な進歩を研究者のみならず、頭痛診療の現場で仕事をしている脳神経外科、神経内科、婦人科、小児科、整形外科、心療内科・精神科、麻酔科・ペインクリニック科、歯科口腔外科など各科の医師・メディカルスタッフの方たちと共有し、一方で頭痛診療の現場における診断上・治療上の問題点を基礎的研究に反映できるようなプログラムにしたいと考えております。
一般演題に加えて、シンポジウム、特別講演、招待講演、ランチョンセミナー、イブニングセミナー、教育セミナーなどの企画を予定しており、また海外から複数の研究者をお招きし、世界各国の最新情報も得られるようにしたいと思っています。学会前日にはプレイブニングセミナーを、学会終了後には市民公開講座の開催も予定しております。

同時期には、京都三大祭り(葵祭・祇園祭)のひとつに数えられる時代祭も開催を予定しておりますので、研究発表をした後には観光も楽しんで頂ければ幸いです。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.c-linkage.co.jp/44jhs/

ピックアップ
Q1 なぜ片頭痛発作は眠ると改善するのですか

Headache Clinical & Science Vol.7 No.1, 45-46, 2016
間中信也

片頭痛は睡眠の機序と深く関係している。寝不足も過睡眠も片頭痛の誘因となり、早朝覚醒時にしばしば片頭痛が誘発される。片頭痛患者は健常者の5倍も睡眠障害(不眠など)が共存する。睡眠は、片頭痛のトリガーとなる一方、片頭痛改善作用もある。歴史的には1873年に「片頭痛は脳の嵐」と喝破したLiveingが「頭痛を軽減する睡眠の効果」について触れている。Blauは1982年に睡眠による頭痛の改善作用を報告し、Wilkinsonらも1978年に片頭痛専門クリニックで入眠した片頭痛患者の50%は完全に頭痛が回復したと報告している。

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学会・研究会開催のお知らせ

第15回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会

会 期 2016年10月22日(土)~10月23日(日)
会 長 太田博明
(国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授)
会 場 帝京平成大学中野キャンパス(東京都)
太田博明
第15回更年期の加齢のヘルスケア学会

この度、第15回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会/第4回日本サプリメント学会学術集会を平成28年10月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり、帝京平成大学(中野キャンパス)にて、開催することになりました。また、女性医療領域のさらなる活性化の必要性と本学会会員の多彩な職種構成から今年度の学術集会テーマを「女性医療の推進と多職種連携」といたしました。これからの医療、特に女性医療は多領域・多職間の緊密な連携がますます不可欠となってきます。
本年度も特別講演として現代医学の最先端のテーマを2つご用意いたしました。特別講演1は、慶應義塾大学医学部産婦人科専任講師の平沢 晃先生に「遺伝性乳がん卵巣がんと女性ヘルスケア」というタイトルでご講演をお願い致しました。
また特別講演2は、森本義晴先生(IVF JAPAN CEO)に「卵子のアンチエージングー統合医療とミトコンドリア移植」のタイトルでご講演いただきます。
この他、理事長講演、会長講演、シンポジウム、ラウンドテーブルディスカッションなど、多彩なプログラムをご用意して、皆様のご参加をお待ちしております。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.menopause-aging.org/summary/meeting

ピックアップ
女性の生活習慣病 脂質異常症

WHITE Vol.3 No.1, 15-21, 2015
寺本民生

動脈硬化性疾患(atherosclerotic cardiovascular disease;ASCVD)の危険因子として、Framingham Heart Studyで高コレステロール血症、高血圧、糖尿病、喫煙がトップ4に挙げられた。米国では、これらの危険因子に対し、生活習慣の改善により、約50%のASCVD死亡率の低下が見込めることを示した。特に、高コレステロール血症については、その後、薬剤介入により、顕著な予防効果が示されたことにより、明確な危険因子と同定されるに至っている。しかし、重要なことは、高リスク病態であれば、この理論は成り立つが、低リスク群では、必ずしも薬物療法が必要ではない場合もあることは十分認識すべきである。女性は思春期以降、エストロゲンの作用により、極めてリスクの低い集団と認識されている。したがって、多くは、生活習慣の改善で高コレステロール血症から動脈硬化性疾患発症という道筋を断ち切ることが可能であることは十分認識すべきことである。とはいえ、更年期以降はエストロゲンの作用の減少とともに男性と同様の治療概念を持つ必要があるし、若年女性でも、リスク病態保有者の場合や、家族性高コレステロール血症(familial hypercholesterolemia;FH)の場合は、十分な管理が必要である。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
10/1 30 日本心臓血管内視鏡学会
石原正治
西宮
ノボテル甲子園
10/1~10/2 1 日本肺高血圧・肺循環学会学術集会
佐藤徹
東京
京王プラザホテル
10/2 90 日本糖尿病学会中部地方会
鈴木敦詞
名古屋
名古屋国際会議場
10/7~10/8 22 日本糖尿病眼学会総会
北野滋彦
仙台
仙台国際センター
10/7~10/8 37 日本肥満学会
小川佳宏
東京
東京ファッションタウンビル(TFT)
10/7~10/9 50 日本てんかん学会学術集会
井上有史
静岡
静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ

Editor's eye

ノーベル賞のパロディとして創設されているイグ・ノーベル賞の受賞者が今年も発表されました。「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞ですが、知覚賞に2名の日本人の共同研究が選出され、日本人の受賞は10年連続となりました。
その研究は、前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を検証したものです。計90名に実行してもらいデータを集めたそうですが、女性に協力をお願いしても恥ずかしさから断られてしまうことがあったようです。

内容だけを聞くと笑ってしまうようなものでも、研究されている方々の努力を誰かが見ていて評価しています。周りから反対されても自分の信じた道を突き進む、そんな人間でありたいですね。

編集部I
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