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投稿日時:2016/09/14(水)

M-Review Highlight
学会アイ

No.62 2016.09.14 発行:株式会社メディカルレビュー社

運動器バイオメカニクスの最新情報/新時代の脈管学の真髄

本日9月14日は、旧ソ連の宇宙探査機ルナ2号が月面の「晴れの海」に衝突した日です。
1959年の9月12日に打ち上げられたルナ2号は翌日13日に月に到達し、14日に信号が突如途絶えたため、月に衝突したことが示唆されました。この探査機は月に到着した史上初の人工物体で、さらに後継機のルナ9号は世界で初めて月面軟着陸に成功しました。この一連のルナ計画は、当時宇宙開発を競っていたアメリカ合衆国に大きな衝撃を与えました。

今号では、「第43回日本臨床バイオメカニクス学会」「第57回日本脈管学会総会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第43回日本臨床バイオメカニクス学会」2016年10月8日(土)~10月9日(日)
ゲノム編集・遺伝子改変技術と生殖医学
「第57回日本脈管学会総会」2016年10月13日(木)~10月15日(土)
早産児晩期循環不全 早産児晩期循環不全の概念と病態生理

学会・研究会開催のお知らせ

第43回日本臨床バイオメカニクス学会

会 期 2016年10月8日(土)~10月9日(日)
テーマ 北に集う英知 大空・大地・バイオメカニクス
会 長 山下敏彦
(札幌医科大学医学部整形外科学講座教授)
藤江裕道
(首都大学東京システムデザイン学部知能機械システムコース教授)
会 場 北海道立道民活動センターかでる2・7(北海道)
 
 

2016年10月8日~9日に札幌市において、第43回日本臨床バイオメカニクス学会学術集会を開催させていただきます。
「臨床」という言葉の重要さが、ときには工学系研究者を尻込みさせる場合があり、そのような垣根があるとすれば、それを、整形外科バイオメカニクス研究会時代のように低くして、医と工が融合できる環境を再構築していきたいと思います。そのために、従来から議論している臨床的テーマに加え、工学系が重要視する基礎的テーマも取り入れていかなくてはなりません。医学系研究者におかれましては、「どうしてこのテーマをこの学会で?」と思われるかもしれませんが、そのような基礎的テーマにも宝物は眠っていますし、上記のような事情と狙いがありますので、どうぞご理解いただきたいと思います。
特別講演には、米国Wayne State University, Bioengineering CenterのProfessor King H-Yangをお招きし、運動器バイオメカニクスの最新情報に関するお話をいただく予定です。 10月の北海道は、紅葉が美しい季節です。札幌市中心部の街路樹や中島公園も鮮やかに色づきますが、定山渓まで少し足を延ばせば更に見事な紅葉をお楽しみいただけます。また、海の幸、山の幸ともに最も美味しい時期でもあります。学会翌日は休日となりますので、ぜひごゆっくりと札幌そして北海道の秋を満喫していただければ幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.c-linkage.co.jp/jscb2016/

ピックアップ
ゲノム編集・遺伝子改変技術と生殖医学

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.23 No.2, 13-20, 2016
伊川正人

遺伝子改変動物を用いれば、培養細胞や試験管内ではみられないダイナミックな高次生命現象を個体レベルで観察・解析することができる。特にヒトと同じ哺乳類に属するマウスは、体外受精や胚移植などの生殖補助技術が早くから確立されたこともあり、古くから遺伝子改変マウスがつくられている。これらは、遺伝子機能解析ツールとしてだけでなく、ヒト疾患の病態モデルとして生命科学/医学研究の礎を担っている。ここでは、最新のゲノム編集技術を中心に、遺伝子改変マウスを用いた生殖医学研究を概説する。

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学会・研究会開催のお知らせ

第57回日本脈管学会総会

会 期 2016年10月13日(木)~10月15日(土)
テーマ 新時代の脈管学;Borderless and Collaboration
会 長 吉川公彦
(奈良県立医科大学放射線医学講座教授)
会 場 ホテル日航奈良(奈良県)
吉川公彦
第57回日本脈管学会総会

この度、第57回日本脈管学会総会を2016年10月13日(木)~15日(土)に開催させていただくこととなりました。高齢化社会を迎える中、画像診断やステント、ステントグラフトを中心とするIVR(画像下治療)の普及により、脈管学の発展には目覚ましいものがあります。
その分化と統合には各臨床科医、病理医、研究者、メディカルスタッフによる連携・協力が不可欠です。脈管系の唯一の統合学会である本学会で、診療科や職種を越えて、脈管疾患の基礎から最先端治療・研究について理解するとともに議論を深めていただければ望外の喜びであります。下肢静脈瘤、PAD、大動脈瘤、大動脈解離、内臓動脈瘤、肺高血圧・静脈塞栓症、AVM等に対する診断、内科的治療、外科手術、IVRについて、特別講演、招請講演、シンポジウム、教育講演、一般口演、ポスター発表を予定しています。
本学会を通じて新時代の脈管学の真髄に触れていただくとともに、秋の奈良を散策して日頃の疲れを癒して頂ければ幸いです。多くの皆様方の学会へのご参加を心よりお待ちしております。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
https://confit.atlas.jp/guide/event/jca57/top?lang=ja

ピックアップ
早産児晩期循環不全 早産児晩期循環不全の概念と病態生理

Fetal & Neonatal Medicine Vol.8 No.2, 22-25, 2016
河井昌彦

早産児晩期循環不全は、急性期離脱後循環不全とも称される病態で、2000年以降本邦において報告が急速に増えた早産児の合併症である。明確な定義は存在しないが、出生後の循環動態が不安定な時期(早期新生児期)を過ぎ、全身状態が安定した時期を経た後に、突然、低血圧・低ナトリウム血症・浮腫・乏尿(あるいは尿量低下)といった異常を呈する病態という理解が一般的である。低血糖症・高カリウム血症を呈するという報告もあるが、呈さないという報告もあり、これらの所見は必須とはされていない。ただし、脱水・敗血症・壊死性腸炎・大量失血・症候性動脈管開存症など、循環動態の急変を説明しうる直接的な病因がある場合は、通常、早産児晩期循環不全とは呼ばず、これらの病態を除外することが前提となる。治療に関しては、容量負荷・カテコラミン投与に反応せず、グルココルチコイド投与に反応する例が多く、これら治療に対する反応性を含めて、早産児晩期循環不全と考えるべきだという意見もある。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
9/15~9/16 40 日本神経心理学会学術集会
池田学
熊本
KKRホテル熊本
9/16~9/17 24 日本がん検診・診断学会総会
森山光彦
東京
日本大学会館
9/23~9/24 48 日本臨床分子形態学会総会・学術集会
片渕秀隆
熊本
くまもと県民交流館パレア
9/23~9/24 4 JSURT(泌尿器画像診断・治療技術研究会)
山下康行江藤正俊
京都
ウェスティン都ホテル京都
9/24~9/25 - 黒田裕子記念神戸フォーラム2016
長尾和宏
神戸
神戸コンベンションセンター国際会議場
9/25~9/27 89 日本生化学会大会
山本雅之
仙台
仙台国際センター 他

Editor's eye

9月22日は秋分の日です。年によって日付の異なるこの祝日が、昼と夜の長さが同じになる"秋分"を記念しているわけではなかったことはご存じでしょうか。
国民の祝日に関する法律によれば、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」ことを趣旨とした日で、仏教の世界では西には極楽があると言われており、真西に太陽が沈む日は仏様に祈りを捧げるのに最適な日とされていたことの名残があるそうです。

ちなみにいわゆる"秋分"は、大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えることなどの理由から、日本付近では昼の方が夜よりも14分ほど長く、昼夜の長さの差が最も小さくなるのは"秋分"の4日ほど後なのだとか。一度自分でも測ってみたくなってしまいました。

編集部I
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