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投稿日時:2016/08/29(月)

M-Review Highlight
学会アイ

No.61 2016.08.29 発行:株式会社メディカルレビュー社

神経内分泌腫瘍の診療の質の向上/ビジョナリー肥満症学とは

本日8月29日は文化財保護法施行記念日です。
1949年1月26日に法隆寺金堂が全焼したのをきっかけに、文化財保護政策の抜本的改革が望まれ、翌年8月29日に国宝・重要文化財等を保護するための基本となる法律「文化財保護法」が施行されたことから制定されました。

今号では、「第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会」「第37回日本肥満学会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会」2016年9月24日(土)
Q 膵神経内分泌腫瘍のNET G3はNECとどう違うか教えてください
「第37回日本肥満学会」2016年10月7日(金)~10月8日(土)
肥満を伴った2型糖尿病患者の治療はどうあるべきか

学会・研究会開催のお知らせ

第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会

会 期 2016年9月24日(土)
テーマ ガイドラインからプラクティスへ
会 長 奥坂拓志
(国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科科長)
会 場 東京大学伊藤国際学術研究センター(東京都)
奥坂拓志
第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会

この度、第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会を2016年9月24日に開催させていただく運びとなりました。本研究会は神経内分泌腫瘍の診療の質の向上に益することを目的として、2012年に設立されました。年1回行います学術集会は、この疾患に関心を持つ様々な領域の研究者が一堂に会してその知見を共有することができる、国内では唯一の重要な機会です。
今回の学術集会では新規の知見が急速に集積しつつある薬物治療や、これまでの集会では取り上げる機会が少なかったMEN1について、2つのシンポジウムを計画しております。海外からはDana-Farber Cancer InstituteのJennifer Chan先生をお招きし、研究と治療開発の最前線についてお話をしていただく予定です。さらに本疾患に関心が高い画像診断については、横浜市立大学の井上登美夫先生に教育講演をお願いしております。ぜひ多くの先生方にご参加いただき、熱心に討論が交わされることを期待しております。よろしくお願い申し上げます。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://accessbrain.co.jp/jnets2016/index.html

ピックアップ
Q 膵神経内分泌腫瘍のNET G3はNECとどう違うか教えてください

膵・胆道癌FRONTIER Vol.5 No.1, 40-42, 2015
笹野公伸 ほか

最初にこの設問に対しての答えは現在のWHO分類2010では同じに取り扱われているので、現時点では違いはないということになる。
膵臓を含め消化器に発生する神経内分泌腫瘍は今まで種々の分類が提唱されてきて、どの分類を用いればもっとも患者の適切な診断、治療を行うことができるのか?ということに際して大きな混乱が認められてきたことは事実である。こうした中で、筆者も関与したENET(European Neuroendocrine Tumor Society)が患者の臨床予後との相関を第一に考えた分類を基に、GEP-NET(gastroenteropancreatic NET)に関し2010年にWHOの組織分類が新たに提唱された。この分類は従来のWHO2000とは異なりKi67 indexまたは細胞分裂数の検討という腫瘍細胞の細胞増殖を検討する2因子のみから構成されるどこの施設でも実施が可能な極めて簡便な分類方法であり、表1に示すようにG1、G2およびG3に病理組織学的に分類される。

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学会・研究会開催のお知らせ

第37回日本肥満学会

会 期 2016年10月7日(金)~10月8日(土)
テーマ ビジョナリー肥満症学
~基礎から臨床、そして社会へ~
会 長 小川佳宏
(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
分子内分泌代謝学分野教授)
会 場 東京ファッションタウンビル(東京都)
小川佳宏
第37回日本肥満学会

第37回日本肥満学会を2016年10月7日(金)・8日(土)の2日間、東京ファッションタウン(東京台場)にて開催致します。第37回学術集会のテーマは、「ビジョナリー肥満症学~基礎から臨床、そして社会へ~」とさせていただきました。ビジョナリーは英語の「visionary」のカタカナ語であり、ビジネスの分野では、先進的・独創的なビジョンを現実のものとし、社会的にも大きな影響力を有する経営者を指します。「ビジョナリー肥満症学」には「将来を見据えた未来志向型の肥満症学」という思いを込め、本学会において現在、活発に展開されている基礎研究と臨床活動を発展させ、得られた成果をどのようにして社会還元するのかを議論する場を提供します。目の前の課題を一つ一つ解決しながら、ご参加の方々がそれぞれの「ビジョナリー肥満症学」に思いを馳せて、10年~20年後の肥満症学を議論し、自らの手で未来の肥満症学の創造を実感できる学術集会にしたいと考えています。

秋たけなわ10月のウォーターフロントお台場で、爽やかな海風を感じながら2日間の充実した学術集会をお過ごしいただければ幸いです。ひとりでも多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www.c-linkage.co.jp/jasso37/

ピックアップ
肥満を伴った2型糖尿病患者の治療はどうあるべきか

DIABETES UPDATE Vol.5 No.3, 4-12, 2016
前川聡/窪田直人/森豊/益崎裕章

肥満の中でも特に内臓脂肪型肥満は、糖尿病の発症と進展を助長する重要な因子と考えられています。肥満を伴う2型糖尿病の治療の基本は、まず食事療法や運動療法で減量を図り、それでも十分なコントロールが得られない場合に薬物療法を考慮することとされています。その場合、体重を増加させないような治療薬の選択がポイントになりますが、最近はGLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬など、体重減少に好影響を与える血糖降下薬が登場し、薬剤の選択肢が広がってきています。そこで、今回は専門の先生方にお集まりいただき、肥満を伴った2型糖尿病の治療戦略について、最新の知見を踏まえながらディスカッションしていただきました。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
9/1~9/4 63 日本臨床検査医学会学術集会
小柴賢洋
神戸
神戸国際会議場 他
9/2~9/3 31 日本乾癬学会学術大会
大槻マミ太郎
宇都宮
ホテル東日本宇都宮
9/2~9/3 21 日本外科病理学会学術集会
力山敏樹
さいたま
大宮ソニックシティホール4F
国際会議場
9/3 21 PEG・在宅医療研究会学術集会
合田文則
高松
かがわ国際会議場 他
9/9~9/10 21 日本脳腫瘍の外科学会
斉藤延人
東京
虎ノ門ヒルズフォーラム
9/10 2 ALSO-Japan学術集会
平松祐司
岡山
岡山大学医学部 Jホール
9/16~9/17 24 日本がん検診・診断学会総会
森山光彦
東京
日本大学会館

Editor's eye

先日、日本のメダルラッシュや安倍首相の登場に沸いたオリンピックが閉幕し、9月7日からはいよいよパラリンピックが開幕します。
パラリンピックの起源は、1948年にロンドン郊外の病院内で開かれたアーチェリーの競技会です。第二次世界大戦で主に脊髄を損傷した兵士たちの、リハビリの一環として行われたこの大会はやがて国際大会となり、もうひとつの(Parallel)+オリンピック(Olympic)という意味で、「パラリンピック」という公式名称が定められました。

1960年の第1回大会では6種目でしたが、今大会では22競技・528種目が行われ、日本からは127名の選手が11日間の激戦に挑みます。夜更かしと早起きをして、地球の裏側に声援を送る日々がまた続きそうです。

編集部I
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