« 学会アイ一覧へ戻る

投稿日時:2016/07/11(月)

M-Review Highlight
学会アイ

No.59 2016.07.11 発行:株式会社メディカルレビュー社

日本臨床腫瘍学会の国際化/シェーグレン症候群に対する新たな試み

本日、7月11日は世界人口デーです。
1987年のこの日に地球の人口が50億人を超えたことから、世界の人口問題への関心を深めてもらうために制定されました。国連人口基金が発表した今年のテーマは「10代の女性への投資」で、十分な教育を受けられない、結婚を強要されるなど、過酷な状況に置かれている世界の若い女性の人権を守る各国の取り組みを支援し、人口問題とともに全世界の人々に安全、尊厳、機会のある暮らしを確保するため活動しています。

今号では、「第14回日本臨床腫瘍学会学術集会」「第25回日本シェーグレン症候群学会学術集会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第14回日本臨床腫瘍学会学術集会」2016年7月28日(木)~7月30日(土)
精巣組織の凍結
「第25回日本シェーグレン症候群学会学術集会」2016年9月8日(木)~9月9日(金)
寛解の得られたRAの痛み

学会・研究会開催のお知らせ

第14回日本臨床腫瘍学会学術集会

会 期 2016年7月28日(木)~7月30日(土)
テーマ Breaking Through the Barriers:
Optimizing Outcomes by Integration and Interaction
会 長 南博信
(神戸大学大学院医学研究科腫瘍・血液内科教授)
会 場 神戸国際展示場・神戸国際会議場(兵庫県)
南博信
第14回日本臨床腫瘍学会学術集会

第14回日本臨床腫瘍学会学術集会では、例年と同様の形式のシンポジウムや一般演題などの他に、宿題報告や、Pro vs Con形式で討論するワークショップなども企画しています。これにより未解決の問題をクローズアップし、その解決につながることを期待します。海外および国内の関連学会との合同プログラムも設け、学術集会の科学的レベルを高めるとともに国際化を推進したいと思います。
がん薬物療法専門医も1,000人を越え、ますますその活躍が期待されています。がん薬物療法専門医の活躍の場が広がるような企画も考えたいと思います。一方、チーム医療であるがん薬物療法を適切に推進するために、医師以外の医療専門職にとっても意義あるプログラムを企画します。
海や山に囲まれた美しい異国情緒の溢れる港町神戸で、皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

 

【参加費】(当日登録)
会員   : 医師・企業等(医療関係者)20,000円/メディカルスタッフ10,000円
非会員 : 医師・企業等(医療関係者)35,000円/メディカルスタッフ12,000円
学生(医学生と卒業2年以内の研修医) : 無料(抄録USBなし)
医学部以外の学部生 : 無料(抄録USBなし)
【抄録USB】3,000円
【受付場所】神戸国際展示場1号館 1階

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www2.convention.co.jp/jsmo2016/index.html

ピックアップ
精巣組織の凍結

Pharma Medica Vol.34 No.4, 31-34, 2016
山中弘行 ほか

近年、悪性腫瘍は手術療法・化学療法・放射線療法などの治療の進歩により、若年者を含め患者は「がんサバイバー」として癌を克服し長期生存できるようになってきた。しかし、癌治療による生殖腺毒性により不可逆的な造精機能障害をきたす可能性や、手術などによる射精機能の喪失・あるいは精路自体の消失を起こすリスクは常に存在する。特に若年癌患者の治療後の人生には進学・就職・結婚・家庭をもつことを考える必要があるため、不妊症はがんサバイバーの社会生活および心理面に大きな影響を与える因子として特に重要である。米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology;ASCO)は癌治療を行う際に早期に妊孕能の温存をするよう推奨しており、2006年には癌患者の妊孕性の保存に関するガイドラインを作成している。

記事を読む

学会・研究会開催のお知らせ

第25回日本シェーグレン症候群学会学術集会

会 期 2016年9月8日(木)~9月9日(金)
テーマ 全身疾患としてのシェーグレン症候群とIgG4関連疾患
会 長 武井正美
(日本大学医学部
内科学系血液膠原病内科学分野主任教授)
会 場 京王プラザホテル(東京都)

指定難病制度が新たに施行され、シェーグレン症候群は昨年1月1日より、IgG4関連疾患は昨年7月1日より対象となりました。第25回のこの学会のテーマを全身疾患としてのシェーグレン症候群とIgG4関連疾患と致しましたのは、重症度により認定がされることになりその理解がすべての会員にとって重要な要件になっているとの認識の上で企画致しました。ACRのチーフエディターを昨年3月までされていたコロンビア大学のJoan Bathon教授にシェーグレン症候群と合併の多い関節リウマチと心臓合併症の最新知見をご講演頂き、IgG4関連疾患の日米の意見の統一を図るためハーバード大学医学大学院のVikram Deshpande教授をお招きし、議論をお願いしております。特別講演には難病機構の理事長宮坂信之東京医科歯科大学名誉教授と私の医局の大先輩でもある元環境大臣、元厚労省副大臣を務められた鴨下一郎衆議院議員にお願いし、今後の行政の側から見た難病政策のご講演を頂くことにしております。新たな試みとして患者さんのご参加も頂き、公開講座を最終日の夜間に予定しております。
是非、ご参加頂き活発なご議論をしていただきたいと思っております。

 

【参加費】
事前登録 : 医師10,000円/コメディカル2,000円
当日登録 : 医師14,000円/コメディカル3,000円
【抄録集】非学会員のみ別途 : 2,000円
【事前登録締切】7月29日(金)

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://sjogren2016.umin.jp/

ピックアップ
寛解の得られたRAの痛み

Practice of Pain Management Vol.6 No.3, 49-53, 2015
伊藤聡

RAは現在、メトトレキサート(MTX)をはじめとする疾患修飾性抗リウマチ薬(disease modifying anti-rheumatic drugs;DMARDs)を早期より使用し、コントロール不良例では生物学的製剤を併用することで臨床的寛解を目指す治療が基本となっている。MTXはDMARDsのなかでも最も重要なアンカードラッグであり、2011年2月には承認用量が1週間に8mgまでから16mgまでに引き上げられた。そこでわれわれは、当センターでMTXのみを増量したRA患者23例を対象にMTX増量の効果を解析した。対象者の年齢は54.9±12.5歳、罹病期間は9.5±12.0年である。MTX投与量を8mg/週から10.6±1.2mg/週に増量し7.5±2.8カ月観察したところ、結果として臨床的寛解が増量前4.3%から増量後52.2%まで増加した。腎不全を有する患者や超高齢者は避けるべきであるが、MTXの増量は有用な選択肢のひとつと考えられる。なお、MTXは単剤よりもブシラミンとの併用で有意に高い有効性が得られることが示されており、MTXはほかのDMARDsとの併用投与が有効であると考えている。

記事を読む

学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
7/14~7/15 49 日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会
金子和夫
東京
東京ドームホテル
7/14~7/16 71 日本消化器外科学会総会
島田光生
徳島
あわぎんホール 他
7/14~7/17 63 日本不整脈心電学会学術大会
青沼和隆
札幌
札幌コンベンションセンター
7/16~7/17 22 日本心臓リハビリテーション学会学術集会
代田浩之
東京
東京国際フォーラム
7/19~7/22 13 国際尿路結石症学会 (ISU2016)
市川智彦
千葉
幕張メッセ 
7/20~7/23 34 日本骨代謝学会学術集会
宗圓聰
大阪
大阪国際会議場

Editor's eye

先日、強い台風1号が発生しました。
アジア名でニパルタックと名付けられたこの台風ですが、1号が900hPaまで発達するのは1951年から始まった統計史上初めてで、最大瞬間風速は80mを超えました。また観測上2番目に発生が遅い台風でもあり、原因のひとつとして、太平洋赤道域東部の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」の終息が影響しているようです。

今回の台風で台湾の大きな建物が倒壊したり、自動車が吹き飛ばされて逆さまになっている写真を目にしました。中国でも甚大な被害が出ているようですので、1日でも早い復興を願っております。

編集部I
  • このメールは「学会アイ」に登録されているM-Square会員の方にお送りしています。
  • このメールは送信専用メールアドレスから配信しています。このままご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。
  • 「学会アイ」配信先の変更は、メールアドレス変更フォームからお願いします。
  • 内容・記事に対するお問い合わせは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
  • メールマガジン配信・停止の設定は、こちらより行ってください。
Copyright(c) 2012-2016 Medical Review Co., Ltd. All Rights Reserved.