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投稿日時:2016/06/06(月)

M-Review Highlight
学会アイ

No.57 2016.06.06 発行:株式会社メディカルレビュー社

コンタクトレンズの新風/外科代謝栄養学・侵襲学の進歩のために

本日、6月6日は楽器の日です。
昔から芸事は6歳の6月6日に始めると上達すると言われていることから、1970年に全国楽器協会によって制定されました。同様の理由から邦楽の日、いけばなの日でもあります。

今号では、「第59回日本コンタクトレンズ学会総会」「第53回日本外科代謝栄養学会学術集会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「第59回日本コンタクトレンズ学会総会」2016年7月2日(土)~7月3日(日)
緑内障治療薬の選択とその考え方
「第53回日本外科代謝栄養学会学術集会」2016年7月7日(木)~7月9日(土)
選択的エストロゲン受容体修飾薬の骨外作用 糖・脂質代謝

学会・研究会開催のお知らせ

第59回日本コンタクトレンズ学会総会

会 期 2016年7月2日(土)~7月3日(日)
会 長 坪田一男
(慶應義塾大学医学部眼科学教室教授)
会 場 東京国際フォーラム(東京都)
坪田一男
第59回日本コンタクトレンズ学会総会

このたび、第59回日本コンタクトレンズ学会総会を担当させていただくことになりました。例年通り、フォーサム東京2016(2016年7月1日~3日)として第53回日本眼感染症学会、第50回日本眼炎症学会、第5回日本涙道・涙液学会総会と合同開催をさせていただきます。
本年の特別講演は、大阪大学の不二門尚先生に「近視抑制コンタクトレンズの可能性」をテーマにご講演をお願いいたしました。近年、オルソケラトロジーによる近視抑制の話題が注目されています。2014年に発表されたデータでは、主要23か国のコンタクトレンズ市場の13%がオルソケラトロジーと報告されています。不二門先生は独自に軸外収差抑制のコンタクトレンズを開発されて近視予防の研究に取り組まれており、今後のコンタクトレンズの付加価値について非常に興味深いお話を拝聴できるものと思います。
シンポジウムでは、「治療用コンタクトレンズアップデート」「近視抑制は可能か?-近視抑制の現在と未来-」「涙液とコンタクトレンズ」をテーマに取り上げました。
コンタクトレンズの新しい時代の風を感じていただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

 

特別講演:近視進行予防“コンタクトレンズが有利な点”
シンポジウム:1.近視抑制は可能か?-近視抑制の現在と未来-
              2.オルソケラトロジーアップデート 他

 

詳細は以下のホームページをご参照ください。
http://www.mediproduce.jp/fs2016/

ピックアップ
緑内障治療薬の選択とその考え方

Frontiers in Glaucoma No.51, 56-61, 2016
佐野一矢 ほか

緑内障診療ガイドラインでは「緑内障は、視神経と視野に特徴的変化を有し、眼圧を十分に下げることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義している。すなわち、現時点では、眼圧下降のみがエビデンスのある緑内障に対する治療である。緑内障の治療においては、最小限のリスクで十分な眼圧下降の得られる方法が選択される必要がある。薬物・レーザー・手術による眼圧下降の中で、多くの場合、薬物治療が第一選択とされる主たる理由は、後者2者において術関連合併症による視力低下が懸念されるためである。

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学会・研究会開催のお知らせ

第53回日本外科代謝栄養学会学術集会

会 期 2016年7月7日(木)~7月9日(土)
テーマ みんなで研究しよう!みんなで考えよう!
会 長 深柄和彦
(東京大学医学部附属病院手術部准教授)
会 場 東京大学伊藤国際学術研究センター 他(東京都)
深柄和彦
第53回日本外科代謝栄養学会学術集会

この度、日本外科代謝栄養学会第53回学術集会を2016年7月7日(木)、8日(金)、9日(土)の3日間にわたり、東京大学伊藤国際学術研究センターおよび安田講堂にて開催させていただくことになりました。
本学会は侵襲に対する生体反応や代謝栄養を主な研究対象とし、基礎・臨床の両面で深く研究する学会です。現在、高度侵襲の大手術が無事行えるようになったのも、重症患者がさまざまな治療を経て元気に退院できるようになったのも、外科代謝栄養学、侵襲学の進歩によるところが大きいことは周知の事実です。しかし、近年は、外科教室の臓器別再編成の流れの中で、Art and Scienceで成り立つ外科治療のScienceの部分が見落とされる傾向があります。外科治療のScienceの一翼を担う本学会の奮起が期待されています。
私は、この重要かつ夢あふれる外科代謝栄養学・侵襲学の進歩には、外科医のみならず、さまざまな分野の医師・研究者・メディカルスタッフが力を合わせる必要があると考えております。そのため、本学術集会のテーマを、「みんなで研究しよう!みんなで考えよう!」としました。さまざまな分野・職種の方々が本学会に参加・発表し議論することで、新しいアイディアやかつてなかった連携が生まれるようプログラムも工夫しております。さらに医師・メディカルスタッフが知っておくべき消毒や滅菌に関するシンポジウムも開催することで、外科代謝栄養学・侵襲学に新しい視点を加えたいと考えました。
最終日には、一般市民のみなさまにも本学会の活動の重要性をご理解いただき、栄養・食事が健康維持に不可欠であることを知っていただくために、「スマイルケア食」活動を展開している農林水産省と共催のもと市民公開講座も開催予定です。

 

参加費:医師15,000円/研究者10,000円/コメディカル7,000円/学部学生無料
抄録集(会員必携):1部 2,000円

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://jssmn53.ecnsys.net/

ピックアップ
選択的エストロゲン受容体修飾薬の骨外作用 糖・脂質代謝

HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY Vol.23 No.1, 33-38, 2016
矢野彰三 ほか

生理的濃度のエストロゲンは糖・脂質・エネルギー代謝に対してよい影響を及ぼす。ホルモン補充療法(hormone replacement therapy;HRT)のメタ解析では有意な内臓脂肪の減少、インスリン抵抗性の改善、糖尿病新規発症の抑制、高比重リポ蛋白コレステロール(high density lipoprotein-cholesterol;HDL-C)の増加、低比重リポ蛋白コレステロール(low density lipoprotein-cholesterol;LDL-C)の低下などが示されている。一方、ラロキシフェンやバゼドキシフェンでは、糖代謝に対する短期的効果は乏しいものの、HDL-Cの増加、LDL-Cの低下などHRTと同様の脂質プロファイルの変化がもたらされる。また、体脂肪量や脂肪分布にも好影響があると考えられる。選択的エストロゲン受容体修飾薬(selective estrogen receptor modulators;SERM)が糖新生やインスリン抵抗性に対してエストロゲンと同様の効果を示すか否かについては、今後さらなるエビデンスの蓄積が必要と思われる。

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
6/8~6/9 25 日本癌病態治療研究会
松原久裕
千葉
三井ガーデンホテル千葉
6/9~6/10 41 日本香粧品学会
五十嵐敦之
東京
有楽町朝日ホール
6/11 3 HHT JAPAN 2016
塩谷隆信
東京
JR東京総合病院 大講堂
6/11~6/12 7 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
山田隆司
東京
浅草ビューホテル 他
6/15~6/17 41 日本外科系連合学会学術集会
藤元治朗
大阪
ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター
6/16~6/17 37 日本炎症・再生医学会
田畑泰彦
京都
みやこめっせ
6/17~6/18 113 東北整形災害外科学会
井樋栄二
仙台
仙台勝山館

Editor's eye

6月に入りゲンジボタルが各地で飛び始めております。自然あふれる観光地ではホタルが観賞できるプランやイベントが予定されています。
しかし、先生もご存じのとおり、水質汚染による環境悪化などが原因でホタルの数は年々減少しています。保護活動も行われていますが成功しているとは言えない状況です。個体数が減らないよう、見に行かれる方にはマナーを守っていただきたいですね。

私も写真や映像でしかあの淡い光の乱舞を見たことがありません。都心からそう遠くないところでも観賞会は行われているようですので、今年こそこの目で見に行きたいと思います。

編集部I
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