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投稿日時:2015/06/17(水)

M-Review Highlight
学会アイ

No.42 2015.06.17 発行:株式会社メディカルレビュー社

アジアの肝癌治療最前線

本日6月17日は、「砂漠化および干ばつと闘う世界デー」です。砂漠化を防ぐために、漢方薬によく使われる甘草の栽培が注目されています。
 

今号では、「APPLE 2015」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

 

目次
「The 6th Asia-Pacific Primary Liver Cancer Expert Meeting」2015年7月3日(金)~7月5日(日)
癌に対する新規治療とオートファジー
B型肝炎ウイルスによる肝発癌抑止および再発防止に向けた抗ウイルス治療適応の変遷と国際比較
遺伝子操作Tリンパ球を用いた癌遺伝子治療

学会・研究会開催のお知らせ

The 6th Asia-Pacific Primary Liver Cancer Expert Meeting

会 期 2015年7月3日(金)~7月5日(日)
テーマ Evidence and Consensus on HCC Management
会 長 工藤正俊
(近畿大学消化器内科学教室主任教授)
会 場 ハイアットリージェンシー大阪(大阪府)
工藤正俊
The 6th Asia-Pacific Primary Liver Cancer Expert Meeting

The 6th Asia-Pacific Primary Liver Cancer Expert Meeting (APPLE)を2015年7月3日(金)~5日(日)の3日間、大阪市で開催します。APPLEは第1回をソウル、第2回を大阪市、第3回を上海、第4回を釜山、第5回を台北で開催し、今回で第6回を迎えます。いずれも大成功を収めており、1,000人を超えるHCCのエキスパートの先生方にご参加いただいております。
今回は、肝癌の予防、診断、治療における最新の魅力的な情報をご提供いたします。
本会の目的は肝癌の研究とマネジメントに関する、国際的・地域的な専門知識の交流促進です。肝癌領域において国内外でご活躍されている世界トップクラスの先生方に、とても遠くからお越しいただけることに深く感謝申し上げます。
最後になりましたが、本学会が大変意義のあるものになりますよう、多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://www2.convention.co.jp/apple2015/

 

ピックアップ
癌に対する新規治療とオートファジー

Surgery Frontier Vol.18 No.2, 40-44, 2011
三嶋裕子 ほか

 

オートファジーは細胞のストレス環境における耐性機構と考えられてきましたが、それ以外にも生体における細胞の発生、分化、維持などにも深くかかわることが分かってきており、癌細胞とオートファジーの研究がさかんに進められています。
全貌はいまだ解明されていませんが、癌細胞における働きは非常に複雑で、癌細胞死の抑制・促進、または癌増殖自体を抑制する場合などが確認されています。
多癌種にわたる細胞株での研究により、そのオートファジー誘導、または抑制による細胞死誘導について報告が相次ぎ、癌細胞に対する従来の抗癌薬や放射線治療に対しての抵抗性との関連も示唆されています。
オートファジーは、新たな治療戦略として注目されており、今後の臨床応用に期待が高まります。

 

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ピックアップ
B型肝炎ウイルスによる肝発癌抑止および再発防止に向けた抗ウイルス治療適応の変遷と国際比較

The Liver Cancer Journal Vol.3 No.1, 41-48, 2011
黒崎雅之

 

B型肝炎ウイルス(HBV)が持続的に増殖し肝炎をきたしている症例、あるいは線維化を伴う症例は抗ウイルス療法が適応となります。
B型肝炎の自然史の理解と治療法の進歩により、従来は治療適応とは考えられなかった症例でもガイドライン上では治療対象とされるのが国際的な潮流となっています。特に厚生労働省のガイドラインでは、肝細胞癌治癒後の症例を治療対象として明記しており、また肝硬変でもALT値が31 IU/L以上でHBV DNAが3 log copies/mL以上は治療適応としています。
臨床家はガイドラインの治療適応基準が拡大傾向にあること、治療法の進歩により成績が向上していること、抗ウイルス療法は発癌を抑止し長期予後を改善することを認識したうえで日常診療を行う必要があると筆者は述べています。

 

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ピックアップ
遺伝子操作Tリンパ球を用いた癌遺伝子治療

Pharma Medica Vol.33 No.4, 41-45, 2015
塚原智典

 

最近、新たな癌遺伝子治療として、遺伝子操作T細胞を用いた養子免疫遺伝子療法が注目されている。この治療法は、癌患者の末梢血T細胞に腫瘍特異性を付与する目的で、T細胞受容体(TCR)もしくはキメラ抗原受容体(CAR)遺伝子を導入し、それらを体外で増幅して輸注する方法である。抗体医薬に比べて、T細胞を投与する方法は、抗腫瘍効果がより強力で、効果もより長期間持続すると考えられている。TCRに比べて、CARを用いるアプローチは、簡便性、汎用性に優れており、現在、米国を中心にB細胞性腫瘍に対するCAR発現T細胞を用いた複数の臨床試験が進行中である。
本稿では、CAR発現T細胞を用いた養子免疫遺伝子療法の現状について概説する。

 

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学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
6/18~6/20 7 日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
齋藤知行
札幌
札幌コンベンションセンター
6/18~6/20 20 日本緩和医療学会学術大会
髙宮有介
横浜
パシフィコ横浜
6/19~6/20 46 日本膵臓学会大会
山雄健次
名古屋
名古屋国際会議場
6/19~6/21 30 JSCRS学術総会
根岸一乃
東京
東京国際フォーラム
6/20~6/21 30 日本保健医療行動科学会学術大会
豊田久美子
京都
京都看護大学
6/20 94 日本消化器内視鏡学会近畿支部例会
松村雅彦
大阪
大阪国際交流センター
6/21 26 日本消化器病学会関東支部教育講演会
山口武人
東京
シェーンバッハ・サボー
6/21 25 ドライマウス講習会
斎藤一郎
東京
KDDIホール

Editor's eye

今年の3月より、JR大阪環状線では、それぞれの駅名にちなんだユニークな発車メロディが流れるようになりましたね。

大阪駅はやしきたかじんの「やっぱ好きやねん」、天満駅は天神祭の花火にちなんでaikoの「花火」、天王寺駅は四天王寺の鐘にちなんで和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」、新今宮駅は通天閣で有名な観光名所新世界にちなんでドボルザークの「新世界」など、全19駅で楽しめます。 ちなみに、私の最寄駅は、1年中、"たなばたさま"の発車メロディで、 「笹の葉さらさら~」が流れています。東京です。

編集部I
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