「コロナ禍」という言葉が、栄養学教育において、まん延して2年目となり、遠隔授業やオンデマンドのスタイルがその対策の定番となっています。このICTを活用した方法は、対面授業の不都合な一部の解決とはなるものの、学生にとって都合の良い授業スタイルが、受け入れられています。これによりFDにおいて高い評価を受け、有効的と捉えられて今後も主たる方法と支持する声が、養成に希薄な観点から聞こえてくることも少なくありません。
そこで、対人サービスを担う職種の養成には、ICTで補えない重要性を知りながら、状況を正確に捉えて、その活用と効果における「コロナ禍での栄養学教育」をテーマと企画することで、会員の皆様方、演者の先生からお話しを拝聴する機会に恵まれ、多くの参加をいただき実りある学会になることを期待しております。

詳細は以下のホームページをご覧ください。
https://www.dobun.co.jp/JANE/general_meeting.html

私は日本静脈学会を代表して本学会の理事を務めさせていただいておりましたが、日本静脈学会では開設当初からリンパ浮腫治療を大きなテーマとして研究してきました。本総会では、この仲間たちも巻き込んで、患者さんの生活の質を改善させるための治療体制の確立、各職種の連携によるケアを中心に企画を立てたいと思っております。副会長を横浜南共済病院循環器センター長 孟 真先生にお願いしており、孟先生が長年取り組んでこられた圧迫療法についても講論を深めたいと思います。さらに新型コロナウイルス感染症流行下でのリンパ浮腫治療のありかた、リンパ浮腫を抱えた終末期患者さんのケア、リンパ浮腫患者の多職種連携、高齢者のリンパ浮腫の治療、体重管理などリンパ浮腫に関わる最新のトピックについてシンポジウム、パネルディスカッション、教育講演などを企画しており、ライブで配信いたします。一般演題も含めてオンデマンドでの配信も行いますので、ご興味のある話題は後日じっくり視聴できます。
是非とも多数の皆様のご参加をお願い申し上げます。