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投稿日時:2019/12/06(金)

M-Review Highlight
学会アイ

No.110 2019.12.06 発行:株式会社メディカルレビュー社

脳心血管抗加齢研究会/日本肝がん分子標的治療研究会

本日12月6日は、「音の日」です。1877年の今日、かの発明王トーマス・エジソンが世界初の録音再生装置である「フォノグラフ」の試作品を完成させたことにちなんで、日本オーディオ協会などが1994年に制定しました。
今日では蓄音機はエジソンの発明品ということになっていますが、実は12月から遡ること8か月前の4月、フランスの詩人で発明家のシャルル・クロが「パレオフォーン」と呼ばれる同様の装置に関する論文をフランス科学アカデミーに提出していました。しかしながら、実際にアイデアを実現したのはエジソンが初だったため、現在その功績はエジソンが手にしています。
音を記録する装置ということでいえばその歴史はもう少し古く、それから20年前の1857年、フランスの技師、エドワード・レオン・スコットが「フォノトグラフ」と呼ばれる装置を発明し、特許を取得していました。この装置は音の再生は念頭に置かれておらず、どんな音が記録されているのかは長年のあいだ誰にもわからなかったのですが、2008年3月にフランス科学アカデミーが音溝の画像を解析することで再現に成功。およそ150年の時を経てその音が現代に甦りました。

本号では「脳心血管抗加齢研究会2019」「第21回日本肝がん分子標的治療研究会」をご紹介いただきます。ぜひご覧ください。

目次
「脳心血管抗加齢研究会2019」2019年12月20日(金)~12月21日(土)
「第21回日本肝がん分子標的治療研究会」2020年1月11日(土)

学会・研究会開催のお知らせ

脳心血管抗加齢研究会2019

会 期 2019年12月20日(金)~12月21日(土)
会 長 髙橋将文
(自治医科大学分子病態治療研究センター炎症・免疫研究部教授)
会 場 秋葉原UDX NEXT(東京都)
髙橋将文
脳心血管抗加齢研究会2019

この度、脳心血管抗加齢研究会2019(第16回学術集会)を、日本抗加齢協会第4回学術フォーラムとの共催で、上記の日程・会場で開催させていただくことになりました。今回のテーマは、「Aging is why?」とし、加齢に関連する様々な現象がどのようにして生じてくるのか(How)だけではなく、なぜ生じてくるのか(Why)という問いも念頭に置きながら議論を行うことで、脳心血管分野における抗加齢医学の発展に役立つ会にしたいと考えています。本研究分野の第一線でご活躍されている著名な講師の先生方に最新の情報を提供いただきながら、湯気が出るほどホットな議論ができることを期待しております。また,特別講演(吉村昭彦教授 [慶應大学])に加え、スペシャルゲスト(斎藤隆さま [MBL・サンディエゴ・パドレス] 、早見優さま)によるトークも予定しております。12月下旬の霜寒の侯となりますが、大いに学んでいただければ幸いです。

学会・研究会開催のお知らせ

第21回日本肝がん分子標的治療研究会

会 期 2020年1月11日(土)
当番世話人 奥坂拓志
(国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科)
会 場 国立がん研究センター築地キャンパス 新研究棟(東京都)
奥坂拓志
第21回日本肝がん分子標的治療研究会

肝がん分子標的治療研究会は、2010年(平成22年)1月16日に本会の代表世話人である工藤正俊先生が神戸においてはじめての学術集会を開催され、今回の第21回大会がちょうど10年の記念すべき節目にあたります。第1回開催時には肝細胞癌に対する分子標的治療薬はソラフェニブ(2009年5月承認)しかありませんでしたが、最近になりレゴラフェニブ(2017年6月承認)、レンバチニブ(2018年3月承認)、ラムシルマブ(2019年6月承認)が相次いで承認となり、この10年間に進行肝癌に対する治療は大きな変革を遂げました。今回は、肝がん分子標的治療のこの10年の歩みを振り返りつつ、最新治療の現状や国内外で開発が進められている治療、そして今後の展望が総括できるような、節目にふさわしい大会にしたいと考えております。
ぜひ多くの先生方にご参加いただき、熱心に討論が交わされることを期待しております。肝がん分子標的治療に関わる臨床研究、基礎研究、症例報告など、幅広い演題の登録をお待ちしております。どうかよろしくお願い申し上げます。

 

詳細は以下のホームページをご覧ください。
http://jamtt-hcc21.umin.jp/

学会カレンダー

M-Reviewサイトアドバイザーの先生方よりご紹介いただいた注目の学会・研究会などをご紹介します。
※名前をクリックすると、M-Reviewに掲載されている先生の記事を読むことができます。

会期 学会名/会長 主会場
12/7 115 日本神経学会近畿地方会
竹島多賀夫
大阪府
大阪国際交流センター
12/7 39 東京CCU研究会
小林義典
東京都
ステーションコンファレンス東京
12/7 10 腎不全研究会
山縣邦弘/阿部雅紀
東京都
全社協・灘尾ホール
12/7~12/8 4 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会
曽根博仁
新潟県
新潟大学医学部 有壬記念館
12/13~12/14 33 日本冠疾患学会学術集会
小宮達彦/門田一繁
岡山県
岡山コンベンションセンター
12/14 4 IoMTサミット(2019)
猪俣武範
東京都
東京大学本郷地区キャンパス 分子ライフイノベーション棟1Fアカデミックホール
1/9 22 日本脳神経減圧術学会
森田明夫
静岡県
アクトシティ浜松 コングレスセンター
1/9~1/10 43 日本てんかん外科学会
山本貴道
静岡県
アクトシティ浜松 コングレスセンター
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