田中 智子
(たなか ともこ)
荒木記念東京リバーサイド病院産婦人科部長
本学会は、2009年5月に「吊り上げ法手術研究会」と「ミニラパ研究会」が統合し誕生しました。設立当時は内視鏡手術黎明期であり、体表の吊り上げと小切開を用い開腹手術で確立された安全な手技手法を内視鏡と融合させ、安定した小切開・鏡視内視鏡外科手術の確立と普及を目的としていました。時代は進み、気腹が起こす生理的変化への理解と気腹式内視鏡手術手技の普及・手術機器の進歩により気腹式内視鏡手術が主流となり、小切開・吊り上げ・鏡視外科手術は内視鏡手術の別柱として、無駄を削り洗練されて継承されています。今年の学会テーマは「引き出しを広げよう」です。情報のオンライン化が進み内視鏡外科は急速な進化と共通化を遂げました。その中で開腹手術につながる架け橋として当学会の手技・考え方は有益な一手になることでしょう。また領域横断の学会であり他科の工夫に満ちた素晴らしい医療からヒントを得ることも多く皆様の参加をお待ちしています。
113-0033
東京都 文京区本郷7-3-1
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