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がん診療の最前線～ゲノム医療、個別化治療、臨床試験～　ホルモン受容体陽性・HER2陰性　転移性乳がん治療の最前線

ホルモン受容体陽性（HR+）ヒト上皮成長因子受容体2陰性（HER2-）の転移性乳がん（mBC）においてサイクリン依存性キナーゼ（CDK）4/6...

KBCRN-B-002 with TR

放射線照射による腫瘍の抗原性増強に伴う抗腫瘍免疫応答の誘導と，その結果引き起こされる免疫抑制因子活性化の制御は，乳癌治療にお...

Ⅰ．臓器別　切除不能進行再発大腸がんの分子標的治療の現状と展望

大腸がんは，全消化器系がんのなかで最もバイオマーカーに基づく個別化治療が進んでいるがん腫である。遺伝子パネル検査により，大腸...

Ⅰ．臓器別　肝胆膵がんの薬物療法の現状

肝細胞がんに対する分子標的治療は，ソラフェニブを皮切りに多くの血管新生阻害作用を有するマルチキナーゼ阻害薬が保険適用となって...

術後パクリタキセル終了半年後に再発したトリプルネガティブ乳癌に対してアテゾリズマブ（＋アルブミン懸濁パクリタキセル）を使用すべきか

「すべきでない」とする立場から

アテゾリズマブは「PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌患者」に対して，アルブミン懸濁パクリタキセ...

乳癌の新しい分類 WHO2019

乳癌に限らず，癌患者の臨床に従事するものにとり，その患者の腫瘍の分類は診断治療に密接に関わることから，最新の分類を確実に把握...

BRCAゲノムの異常とPARP阻害剤

「ポイント」・Unselectedな乳癌を対象とした場合，約4％にBRCA1/2病的バリアントが検出される。・PARP阻害剤は，...

乳がんに対するPI3K阻害薬

Phosphoinositide 3-kinase（PI3K）経路は乳がんの腫瘍形成性に強く関わることから，同経路を標的とする薬剤の開発は乳がんを中心に...

最新の免疫腫瘍微小環境の理解とADC，DDSの革新的イノベーション

がんの分子生物学的な研究から，多くの標的が発見され，その一部は治療薬として開発されている。従来の抗がん剤や免疫チェックポイン...

乳がん領域の抗体－薬物複合体

抗体－薬物複合体（antibody-drug conjugates；ADC）はがんに発現する分子を標的とするモノクローナル抗体に細胞障害性をもつ薬剤が...