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Paper No.1 中国人患者の雀卵斑治療におけるピコ秒アレキサンドライトレーザーとQスイッチアレキサンドライトレーザーの有効性と安全性の比較

根本美穂

Bella Pelle Vol.4 No.1, 52, 2019

背景:ピコ秒アレキサンドライトレーザー(picosecond alexandrite laser;PSAL)とQスイッチアレキサンドライトレーザー(Q-switched alexandrite laser;QSAL)の雀卵斑治療における有効性と安全性を比較する.
方法:中国人女性20人の顔の左右をPSAL群とQSAL群に無作為に割り付け,治療前と2カ月後の雀卵斑消失率,患者満足度,疼痛,副作用を評価した.また,共焦点レーザー顕微鏡(reflectance confocal microscopy;RCM)にて微細構造を観察した.
結果:シミの平均消失率(PSAL群:76.9%, QSAL群:75.6%)およびその他の項目で有意差はなかった.平均フルエンスはPSAL群で4.4J/cm²,QSAL群で6.92J/cm²であり,PSAL群においてより低いフルエンスで同程度の効果が得られた.
また,治療2週間後のRCMでは,QSAL群で熱損傷によると考えられる高屈折性の樹状細胞の突起棘が認められた.PSAL群では突起棘はみられず,光熱損傷がより少ないと考えられた.
結論:中国人への雀卵斑治療においてPSALはQSALと同程度に有効かつ安全であることが示唆された.
「KEY WORDS」ピコ秒アレキサンドライトレーザー(PSAL),Qスイッチアレキサンドライトレーザー(QSAL),雀卵斑

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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