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State of the Art(Thyroid Cancer Explore)

【臨床】甲状腺癌の臨床研究 ~藤本吉秀先生の教えに導かれて~

杉谷巌

Thyroid Cancer Explore Vol.3 No.1, 32-37, 2017

甲状腺癌の多様性と自然史の理解に基づいてQOLを重視する診療を説いた藤本吉秀先生(1926~2016年)の教えに導かれ,臨床研究を行ってきた。後向き研究によって得られた知見から新たな診療方針を定め,その妥当性を前向きに検証することでエビデンスレベルの向上に努めた。乳頭癌の癌死危険度分類に基づくrisk-adapted managementの提唱,ランダム化試験によるTSH抑制療法の評価,微小乳頭癌のactive surveillanceの前向き試験,未分化癌のprognostic indexに基づく診療方針の提示などが主な成果である。
「KEY WORDS」癌死危険度分類,risk-adapted management,active surveillance,prognostic index,エビデンスレベル

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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