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Conference Report

第56回 米国神経精神薬理学会(ACNP)

内田裕之

精神科臨床 Legato Vol.4 No.2, 46-47, 2018

2017年12月3~7日にかけて,米国カリフォルニア州パームデザートにて第56回米国神経精神薬理学会(ACNP)が開催されました。パームスプリングスは砂漠の真ん中にあり,晴天に恵まれていることから,リゾートとして米国人に人気のスポットです。南国でクリスマスツリーを見るのも楽しいものです。ただ,米国のリゾート地にありがちですが,ホテルとゴルフコース以外には何もありません。ゴルフをしない参加者(筆者含む)にとっては学会に集中できるという点において,学会開催地として極めて不適切なようで適切だったと言えます。ACNPはクローズドな学会です。会員になるための審査はほかの学会に比較すると厳しく,申請者の3~4割程度のみが入会を認められます。また,年会に参加できるのは会員,もしくは会員に招待された人に限定し,その適度な秘密主義のおかげか,発表者は未発表データをふんだんに発表し,最先端の研究成果を知ることができます。そして,著明な研究者がこぞって参加しており,リラックスした雰囲気のなかで多くの方々と気軽に議論・交友を深められるのがメリットでしょう。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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