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Evidence Explanation

日本発のエビデンスを読む

―普及までを視野に入れた臨床研究の試み―

渡辺範雄

精神科臨床 Legato Vol.3 No.2, 42-43, 2017

「日本発のエビデンスを読む」最終回となる本稿では,何らかの治療を臨床に普及させるための試験計画の着眼点,方法論について,手前味噌ながら筆者自身の研究成果をご紹介したいと思います。
精神科診療でうつ病と不眠は不可分であるものの,従来はうつ病治療を優先することで不眠も改善する,との考え方が主流でした。しかしうつ病寛解後も半数の患者に不眠が残存し1),うつ病再発のリスク因子となることから2),不眠は積極的に治療介入すべきうつ病の併存症といえます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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